小中学生の頃は「喧嘩に強くなる為の追求・研究」に青春の大半を費やしていた。
今に成って思い返してみると「実に下らない馬鹿げた事」以外の何物でもないが…。
当時は『最強』、「無敵・無敗」を体現する為に最も重視した格闘技に『ボクシング』を考えていた。『マイク・タイソン』の全盛期だった事もあったが、パンチや拳を自由に器用に使いこなせるテクニックに魅力を感じて居た訳だ。
だが、ケンカと言うヤツは相手のファイト・スタイルに因っては戦い方を制限される。もっとも、実力が雲泥の差ならば此方のペースで流れを支配する事が出来るが!(これはPRIDEやHERO’Sの試合でも理解が出来る)
柔道を経験していた為に接近戦での投げ技や抑え、間接技には大層な自信が有ったが、距離を取っての間合いの攻防や打撃戦では苦戦を強いられたりもした。
そして今、大人に成って気づいた事。それは争い事や闘いに勝つには綺麗事は捨て、「武器を使う」「一撃で急所を狙う」「逃げる」と言った確実性の高い選択肢を迷わず選ぶ、と言う事。
所詮は傷つかずに済めば目的は達せられる。何も相討ちや怪我をしてまで痛い思いをして「強い」と言う認識を他人に抱かせる必要は無いのだから。