この季節を迎えると毎年、大学生の時分に習っていたピアノの事を思い出す。次項
9月からスタートして数年後の8月をもって終了した週一回のレッスンは、いつも前日になって自宅で慌てて練習し何とか辻褄を合わす、そんな事の連続した繰り返しだった。次項
途中、クラシック・ピアノに飽きが来て半ば嫌気を感じた時期も有ったが、その頃はジャズに興味を持ち出していた事もあり、デイヴ・ブルーベックやジョージ・シアリングらジャズピアニスト逹を知る機会を得、彼らに憧れ、強く影響された事も手伝い「今暫くは続けて技術を向上させよう」と、どうにか継続する事にビックリマークその間、レッスンではバイエルやハノン、ソナチネにツェルニーと言った一連のお決まりな教則本と平行して、定番の『エリーゼのために』や特別にショパンの作品なんかを練習させてもらったりもしてたが…。次項
だが、いよいよ「辞める」と決めた最後の1ヶ月間で取り組む題材に選んだショパンの前奏曲(雨だれ)だけは毎日ちゃんと練習して毎度のレッスンに臨む真剣さが有った。次項
最終レッスンを『別れの曲』や『別れのワルツ』ではなくプレリュードにした理由は師の下を離れて一人立ちするのに前奏曲が最も相応しいと考えた為である。