ちょうどいい?
「ちょうどいい」が宣伝文句のフリード・スパイク だが、値段はちょうどよくない。ミニバンなどの上級車種からコンパクトな車に乗り換える、いわゆるダウンサイザーをターゲットに開発された車というのもある。ホンダの車で言えば、オデッセイ,ステップワゴン,エリシオンか。大衆セダンからもうちょっと室内が広い車として選んだオレとは志向が違う。
前車の初代アリオンA18Gパッケージよりも装備が劣らないようにしたかった。アリオンを買うときはあまり細かく注文しなくても最初からいろいろ付いてきた。さすがオールインワン。今回フリードスパイクハイブリッドを買うにあたり、足りないものをチェックして注文。
フォグライト。霧のときはもちろん、夜間の降雨降雪時も見やすい。
ドアバイザー。降雨時にちょっと窓を開けて換気したいときに、ちょっとの雨なら車内が濡れない。
アームレストコンソール。センターコンソールの代わりに。センターコンソールはフリード専用がコーナンに売っているので必要ならばあとで買う。(純正品を買うと取り外せなくなるらしい。)
ヒーテッドドアミラー。冬場、ドアミラーに雪がついてたり凍り付いててもスイッチ一つで除去。もちろん、雨滴や曇りも除去できる。
ところがこのドアミラーがクセモノだった。“コンフォートビューパッケージ”の中にあり、フロントドア撥水ガラスと熱線入りフロントウインドーがもれなくついてくる。そういえばアリオンも撥水ガラスだったな。熱線入りウインドーは、極寒吹雪などの走行中にワイパーが凍り付いても解かすことができるので便利だ。
しかし、この“コンフォートビューパッケージ”は“Lパッケージ”の中にあるので、“Lパッケージ”に入っているものがもれなくついてくる。しかも、“Lパッケージ”をつけるにはグレードを“ジャストセレクション”にしなければならない。“ジャストセレクション”にすると、またいろいろとついてくる。
ドアミラーにヒーターが欲しいだけで、以下の要るものも要らないものも強制的に買うことになる。
これがホンダのオプション装備の抱き合わせ販売だ。
ディスチャージヘッドライト。アリオンはハロゲンだったが、ハロゲンよりも省電力で長寿命。明るい。
オートライトコントロール。オートに設定するとトンネル内で自動で点灯する。アリオンにもあった。
パワースライドドア。ジャストセレクション+Lパッケージで両側がパワースライド。力のない子供や年寄りにはいいかも。今はオレ一人で乗るんだしこれは要らないな。スマートキーと合わせると便利だが、このためのモーターの重量がもったいない。値段も高そう。
スマートキーシステム。ポケットからキーを出さなくてもドアのロック・アンロック、エンジンスタートできる。便利だが特に要らない。キーレスエントリーだけでいい。
イモビライザー。正規のキー以外でのエンジン始動を防止。キーを紛失すると鍵屋でも開けられない?
セキュリティアラーム。無理矢理ドアを開けようとしたりするとアラームが鳴る。間違って鳴らせてしまいそう。
テレスコピックステアリング。ハンドルの前後を調整できる。座高の高いオレには必要かも。
クルーズコントロール。セットすると、アクセルを踏まなくても一定の速度で走る。高速道路などで疲れているときに楽かも。でもこのシステム値段が高そう。なくてもいい。
助手席アームレスト。助手席には誰が座るのだろう?
グランムース&スウェード調ファブリックコンビシート。要らない。普通のでいい。
本革巻きステアリングホイール/セレクトレバー。要らない。普通のでいい。
照明付きドリンクホルダー運転席側/助手席側。照明なんかいらない。オレが使うのはセンターだろうし。
ビルトインテーブル。あれば使うがなくてもいい。
カーゴスポットライト。あれば使うがなくてもいい。
また、ハイブリッド車を選ぶとモーター、バッテリー、計器類以外にも走行や操作に関係ないようなものが付いてくる。ハイブリッドはこの車の最上級グレードということと、上記のダウンサイザーも十分満足を得られる車にしたということだ。
ステアリングホイールガーニッシュがチタン調。
ヘッドライトガーニッシュがメッキ+クリアブルー。
リアライセンスガーニッシュがクロームメッキ。
ドアミラーウインカー。運転してる本人は見ないからなくてもいい。
HIBRIDエンブレム。これは要るよな。
HIBRID専用フロントグリルおよびエアロフォルムバンパー、カラードサイドシルガーニッシュ、カラードテールゲートスポイラー、リアクォーターピルガーニッシュ等のエアロ装備。空力効果で燃費向上ということか。ハイブリッドは最上級グレードということで、エアロと比べて遜色のないデザインにする必要もあったらしい。
遮音ガラスおよび、防音材遮音材。ハイブリッドとなってエンジン音が静かになると、風切音やロードノイズが耳に付きやすくなるからということで、静かになったのにさらに静かにするための対策だ。実感としては、前々車のプレセアから前車のアリオンに乗り換えたときはかなり静かになったと感じたのだが、今回アリオンからこの車に替えたときは正直それほど静かになったとは感じてない。もちろん停車してアイドリングストップすれば静かなのだが。加速するときブーンと聞こえるエンジン音が、アリオンより低い速度で聞こえる。
ホンダのハイブリッドはトヨタと違う。燃費性能では劣るが、小型で安価。“ハイブリッドの大衆化”が謳い文句。ところが、この車は“ハイブリッドは最上級グレード”で“ダウンサイザー”を意識した高価装備。この点がすごく矛盾している。そもそもオレはセダンからの乗り換えなので、ダウンサイザーではない。こういうお客のために、必要なオプションとそうでないものを自由に選べればいいのに、そうじゃない。余計なものがいっぱい付いてきて結局高い値段になる。
もう買ったんだからあるものは便利に使うけど‥。前の車に比べて長距離でも楽だ。今は運転がすごく楽しい。まだ不満はあるが長文になったので次回に。