すっかり先週の出来事となってしまいました
なんて動きの遅い奴なんだというツッコミは無しで(笑)
さて行ってきました、『大エルミタージュ美術館展』
いつものように事前知識のないまま、向かってしまいます

入口をはいって、最初に目に入ったもの
「あぁ、宗教画が多いのか?」という第一印象
そこは「16世紀 ルネサンス:人間の世紀」
それぞれの描かれた背景や思い等判らないものの、
何点か、色をふんだんに使っている素直に良いな、と思う画もありました
そして「17世紀 バロック:黄金の世紀」
この頃の画から、わたしの興味は注がれていきます
世俗的というか、より写実的なものを描いている内容
そんな中で抽出

[ニコラス・ファン・フェーレンダール
カスパー・ヤコブ・ファン・オプスタル(1世)]
<ヴァニタス(はかなさの寓意>
しゃぼん玉でとても楽しそうに遊んでる子供が見えます
その遊んでるものが、「はかなさの・・・」という事か
続いて、「18世紀 ロココと新古典派:革命の世紀」
新時代を創造する、産業革命やフランス革命の時代
その時代に、どなたから聞いた言葉
「昔の画に描かれてる天使って、おっさんぽい」という言葉
今でもそんな画を見ると、この言葉を思い出し笑ってしまう
その中で厳選

「ユベール・ロベール」
<古代ローマの公衆浴場跡>
こういう建物・雰囲気とても好きです
次カテゴリ、「19世紀 ロマン派からポスト印象派まで:進化する世紀」
言わずもがなである
ここ数年の印象派なる画家たちの絵画展や展覧会
ブームといってはおかしいでしょうが、よく名前を見かけるものが多い
ここが一番長くいたような気がします
そしてこの場所で、足を止めた数点をば

「フランツ・クサファー・ヴィンターハルター」
<女帝マリア・アレクサンドロヴナの肖像>
いろんな思い、背景などがかいまみえる画

「フランソワ・フラマン」
<1802年マルメゾン宮殿でのパーティー>
こういう雰囲気、とても好きです
で、やはり外せない!

「アルフレッド・シスレー」
<ヴィルヌーヴ=ラ=ガレンヌ風景>
淡い印象と暖かさを感じる画 観れて良かった
最後のカテゴリ 「20世紀 マティスとその周辺:アヴァンギャルドの世紀」
こちらはもうほぼ、現代アートに通ずる印象
オルセーの時に観た画と似たような感じ?
と思うと、まさにそれと同じ画家の画です
この場所は、TV等でもピックアップされているので、
写真はアップ無し・・・
そして最後にお土産


いつもの図録、そしてポストカードです
この展覧会、秋には京都で開催されるので、
その時にでも、今回買う事を諦めたものを仕入れたいと思います