コンカッション
原題:Concussion
監督:ピーター・ランデスマン
主演:ウィル・スミス、アレック・ボールドウィン、アルバート・ブルックス、ググ・バザ・ロー
製作国:アメリカ
配給会社:Columbia Pictures、Village Roadshow Pictures、Scott Free
毎日書く!とか言っておきながら、久々にブログ書いています。DVDを観る時間が最近なくて、やっと今日、何か観ようかな~って気持ちが出たので、観ました。
ずっと前から観よう観ようと思いながらも、後回しになっていた映画なのですが、プレビューで観ていたはずなのでしが、コンカッションって脳震盪だよね、脳震盪・・?はて脳震盪がどうしたんだろう?病気の話?って忘れていました。
最近、ハリウッドも実話に基づいた映画が多くなっていますね。
クリント・イーストウッドが実話をよく監督しているのですが、その前からそういった流れってありました?90年代もその前も、「実話を好むのはフランス人くらい」って言われる程、実話ベースってあまりウケないという感覚が映画界にあったのに、今は王道のハリウッドがやっているので、その辺に散らばっていますね。
観た感想です。
オマル医師がNFLの選手の前で話した、「マイク・ウェブスターに出会わなければよかったとも思うが、彼は私に大切なのと同時に危険な贈り物をくれた。それは知る事の贈り物だ」というのが、私の中で1番目立って伝わったことです。
オマル医師が、最初のマイク・ウェブスターの脳細胞(だと思うのですが)を顕微鏡で見ようとする前も、彼の妻となるプレマに、「見つかって(知って)しまうことが怖いの?それとも見つからない(知らない)でいることが怖いの?」と言われた、事の始まりの言葉もここに繋がるんだなあ・・と。
他にも、マイク・ウェブスターの解剖をする前に、オマル医師を嫌っている同僚のダニーに、「それ以上やらなくていいだろう」と言われ、それを上司であるシリルに、「言い方を変えれば、知らない方がいいこともあるんだよ」と皮肉られるところ。
全部が全部、「暴いて欲しくはないけれども、知らないと後々大変なことになるんだよ」というようなことを表している、1つの、「情報」や「知識」についてです。疾患名だけではなく、1つの大きな発見をすることというのは、有難いことではないことも時のが多いのではないかとも思います。大雑把な例えを出すと、チャールズ・ダーウィンが進化論を発表した時もそうでしたし、地動説を説いたニコラス・コッペリニクス(ガリレオ・ガリレイ共に)の時も、「無意識」を見つけたジークムント・フロイドの時も、認められるのに時間がかかりました。
世の中に常識的な物差しが1つあると、人はそれに従いがちです。
「それが常識だから、そういうもんなんだな」と受け入れるからだと思います。
でも、ある時に、「なんで?どうして?」って疑問を持つ人が出て来ると、また新たな局面が見えて来るんだろうなあああ・・・、と映画を観ながら思いました。その疑問がある事柄に発展し、常識を逸した情報になり、人々が邪魔に思うような知識になった時、人はそれを受け入れるのに時間がかかります。
この話の場合は、「アメリカを活気づけるヒーロー的なスポーツを殺さないで欲しい」という願いもあったと思います。
チャールズ・ダーウィンや、ニコラス・コッペリニクスや、ジークムント・フロイドの時も、「暴かれたくない理由」がその時に常識とされていた宗教や、社会情勢が立ちはだかっていました。直ぐとはいかなくとも、時間を置かれて彼らの言ったことは認められています。
オマル医師が「お前は何様のつもりだ?!」と連呼するNFL所属のマルーン医師に、「今の世の中、貴方が正解であったとしても、歴史がどう判断するか?真実を伝えてほしい。君こそこのまま続ける覚悟があるのか?」と言っていたのと同じことなんですよね。














