『FBIシリーズ』新シーズンがスタート

 

 

今月13日(火)、大人気犯罪捜査ドラマ『FBIシリーズ』の最新シーズンの放送がアメリカで始まった。

 

本家『FBI:特別捜査班』がシーズン6、逃亡者特捜班の活躍を描く『FBI:Most Wanted 〜指名手配特捜班〜』(以下、FBI: MW)がシーズン5、国際捜査部“フライチーム”の活躍を描く『FBI:インターナショナル』(以下、FBI: Int)がシーズン3を迎える。

 

本国アメリカCBSでは、毎週火曜 8/7cからFBI、9/8cからFBI: Int、10/9cからFBI: MWを放送している。

 

 

 

『FBI:特別捜査班』シーズン6

 

 

本家FBIのS6 EP1ではバスの爆発で数人が死亡し、チームは今後のテロを防ぎ、犯人を阻止しようと奔走する。

 

そんな中、潜入捜査中にトレバー・ホッブスが悲劇的な死を遂げた。ホッブスは統合作戦センターの特別捜査官で情報アナリストだった。彼はシーズン2で初めて登場し、主役の一人ではなかったが、チームには欠かせない存在だった。

 

この衝撃的な退場は、放送前にキャストからあらかじめ示唆されていた。主演のミッシー・ペリグリムは「ファミリーを失うことになる」と発言していた。

 

 

 

『FBI:インターナショナル』シーズン3

 

 

FBI: IntのS3 EP1では、前シーズン最終話のクリフハンガーの続きが描かれた。

 

フライチームの本部が爆破されたが、負傷者は出たもののなんとか全員生還することができた。リーダーのスコット・フォレスターは、捜査官アマンダ・テイトを新たなメンバーに加えて犯人を捕まえる

 

このエピソードで最も重要だったのは、フォレスターに次ぐナンバー2の存在だったジェイミー・ケレット役ハイダ・リードの降板だろう。同エピソードの放送前、爆発に巻き込まれて死亡し退場するとの見方が強かったが、実際は違った。

 

彼女は劇中で、ブダペストのフライチームを去ってワシントンD.C.へ移ることを明らかに。妹のジューンを自殺で失っていたジェイミーは、彼女の分まで生きることを約束したため、かつて悲しみのあまり遠ざかっていた故郷に戻ることを決めたと、その理由を説明している。そしてエピソードのラストで、ジェイミーは駅まで見送りに来てくれたスコットに「頑張り過ぎないように」と忠告して去っていった。

 

 

 

『FBI:Most Wanted』シーズン5

 

 

FBI: MWのS5 EP1では、ある取引が複数の死者を出す結果となり、逃亡捜査班はクリスティン・ゲインズの離脱と、クリスティンの後任としてチームに加わったニーナ・チェイスとの折り合いをつけながら、捜査のためにヴァージニアへ向かう。

 

このエピソードで最も重要だったのは、本家FBIから“異動”してきた捜査官ニーナ・チェイスの加入だろう。

 

ニーナは本来、S4後半でマギー役を演じるミッシー・ペリグリムが産休のため休んでいる間に、ジーコ・ザキ演じるOAの相棒として活躍した。その後キャラクターの人気に火がつき、S5前半でマギーが復帰したあとも準レギュラーとして参加。S5中盤に行われたFBIシリーズ3作品のグローバル・クロスオーバー・イベントで銃撃戦の最中に被弾し生死を彷徨うが、なんとか退院。通算100話目となったS5最終話では、スチュアート・スコーラと赤ちゃんを出産していた。

 

S6初回の中でニーナは、男勝りで怖いもの知らずの性格を存分に発揮。ハッキングを阻止するためにコンピューターを銃で撃つなど、大胆な方法でチームに貢献した。

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

やはりFBIシリーズには、新シーズンになっても決して視聴者を飽きさせない魅力がある。

 

ハリウッドのWストライキの影響で話数は削減されたが、これまで2回も行われた3作品のクロスオーバーがあるのかにも期待したい

 

日本上陸はこれまでのセオリーからすると、WOWOWにて独占日本初放送されたあと、Huluにて見放題独占配信されると見られる。

早期上陸に期待したい。