親愛なる皆々様へ
年初より悲しいニュースが続く中
私も悲しいお知らせを
しなければならなくなってしまいました
私事で大変恐縮でございますが
この度最愛の祖母が逝去いたしましたことを
大切な皆々様にご報告させて頂きます
本年はまさかの1月1日に
予想だにしない
大惨事が起き
その後も信じたくない
目を覆いたくなるニュースが
続いてしまいました
暴れ龍の年なのでしょうかと
書いてあるニュース記事も見かけたほどです
能登半島地震をはじめとする
日本で 世界で
耐え難い悲しみや苦しみと
闘っておられる皆々様に
心よりお見舞いを申し上げます
また この度は わたくし自身も
Amebaにおきまして
大切な皆々様への
新年のご挨拶に
お伺いさせて頂いている
最中でございましたが
突然の悲報が舞い込んでしまいました
最愛の祖母が
天国へと旅立ったという
家族からの電話でした
昨年より
入退院を繰り返し
施設にも入所したりと
大変心配な状況が続いておりました
祖母でしたが
11月に帰省した時には
まだお家のベッドに居てくれました
「おばあちゃん、おばあちゃん、
会いに来たよ」
と呼びかけると
満面の笑みで
両手を一生懸命伸ばして
こひめの頬を包みこんでくれました
でもおばあちゃんは
前に会った時よりも
もっともっと痩せてしまっていて
涙がとまらなくなりました
「おばあちゃん、早く元気になってね」と
おばあちゃんのお手手を握りながら
何度も伝えて名古屋に戻りました
その後はおばあちゃんは病院に入り
少し食べられるようになってきて
家にいる時より容態が落ち着いていると
聞いていたのですが
病院では面会が月に2回とされていて
いつでも会いにゆけるわけでは
なくなってしまいました
今年は早速1月中旬か下旬に
会いに行くところでした
しかし それは叶わなくなってしまいました
家族から悲報を受け
現実を受け入れられませんでした
でも、明日にはお通夜といわれ
泣きながら震えながら
身支度をしました
大のおばあちゃんっ子であった私は
おばあちゃんと家族の中でも
一番よく似ていて
「隔世遺伝だよね」と周りからは
常に言われていました
大好きなおばあちゃんが
もういない?
嘘だよ
信じられないよ
受け入れられない思いで
支度をなんとかし
落ち着かなきゃ
しっかりしなくちゃと
自分に言い聞かせました
翌日
実家に急いで到着しました
大好きなおばあちゃんが
お家で眠っていました
「おばあちゃん、起きて」と
呼びかけました
おばあちゃんは本当に
眠っているようだったのです
母が
「おばあちゃん本当に
安らかなお顔をしているでしょ
おばあちゃん
眠っているようにしか見えないね」
と泣きながらこひめに言いました
おじいちゃんもお父さんも
お兄ちゃんもお通夜の準備で
忙しそうにしていました
こひめは自分もしっかりしなければと
お通夜 ご葬儀のスケジュールを
頭に入れました
その後おばあちゃんと家族と
ご葬儀会場へ入りました
夜になりお通夜が始まって
まるで夢をみているようでした
翌日のご葬儀まで
家族の誰かがご葬儀場に宿泊して
おばあちゃんのお傍にいてほしいと言われ
お兄ちゃんとこひめが代表で
おばあちゃんと一緒に眠りました
お兄ちゃんが
「おばあちゃん
綺麗だな
仏様みたいだな」
と言いました
お化粧をしてもらったおばあちゃんは
本当に綺麗でした
大好きな自慢のおばあちゃんだと思いました
おばあちゃんとお兄ちゃんと
三人で眠り
少し気持ちが落ち着いてゆきました
ところが
翌日ご葬儀が始まり
お兄ちゃんとこひめは受付をしたりと
することはたくさんありましたので
しっかりしなければと思っていたのですが
ご葬儀が終わって
出棺となった時に
こひめはパニックになってしまいました
「最後のお別れです」と
ご葬儀場の担当者の方が言われました
おばあちゃんのお棺に
たくさんのお花や
思い出の品を入れる時間でした
こひめは
おばあちゃんが
お兄ちゃんや自分が
何気なく書いたお手紙やメモ
小さい頃に書いた似顔絵や詩
修学旅行の時のお土産など
全部全部大切に
持っていてくれたことを思い出しました
おばあちゃんのお棺に
それらが入りました
そしておばあちゃんの大好きだった
お着物や帯など
色々な思い出の品が入りました
こひめは涙がとめどなく溢れ続けて
「おばあちゃん行かないで
おばあちゃん行かないで」と
泣き続けてお棺から離れませんでした
お母さんたちに「少し落ち着きなさい」と
一旦引き離されました
頭では分かっていたつもりなのですが
おばあちゃんが本当に行ってしまうと思うと
悲しくて悲しくて
冷静ではいられなくなってしまいました
その後深呼吸をして
もう一度おばあちゃんのお棺に
お花を入れに行きました
するとおばあちゃんはお顔のところまで
綺麗なたくさんのお花囲まれて
幸せそうに微笑んでいました
そして
おばあちゃんに触れながら
「おばあちゃんありがとう
大好きだよ
ずっとずっと大好きだよ」と
今度はしっかり伝えました
その後やすらぎの森へ
おばあちゃんのお棺が運ばれてゆきました
こひめは車の中でも最後まで
おばあちゃんのお棺を
撫で続けながら
おばあちゃんのお傍にいました
そしてやすらぎの森へと
おばあちゃんの魂は
引き渡されました
今現在私は名古屋に戻ってきております
Amebaではたくさんの大切な皆々様に
いつも温かくお見守り戴き
お支え戴き
ただただ
感謝の気持ちでいっぱいでございます
祖母はどんな時にも
感謝の気持ちを忘れない
心温かな人でした
無償の愛を注ぎ続けて戴きました
大好きなおばあちゃん
大好きなおばあちゃん
大切な皆々様にこのような形での
ご報告となってしまい
大変恐縮でございます
皆々様に心からの感謝の気持ちとともに
こちらの記事にて
御礼に代えさせて頂きたく存じます
大変な世の中ではありますが
どんなときも
最後に救われるのは
誰かが誰かを想う
温かな人のぬくもりなのだと
この度の祖母の往生に際しまして
改めて実感しております
大切な皆々様が
どうか温かな愛に包まれますように
被災地の一日も早い復興と
かけがえのないお一人お一人の
お心に安らぎが戻られますことを
衷心よりお祈り申し上げるばかりでございます
お優しい 大好きな 皆々様に
心からの感謝の気持ちとともに
こひめより