その先に行けなくとも。雁坂トンネルを目指す。その① | 振り返れば素敵な日々

振り返れば素敵な日々

爽やかに走れるのは1日1峠!
6km以下の1峠!

はい、こんにちは。

 

今回は何処へ行こうか迷ったんですが、私が連休だった事もあり遠くへ出かけようとおもいまして、埼玉県と山梨県を繋ぐ雁坂トンネルに行く事にしました。

 

朝、早起きをして(6時半起床)、ゆっくり朝食と支度をしていたらあっという間に8時に。予定より30分遅れましたが、出発します。朝は前日からの雨のせいで日陰の一部は未だ道が濡れています。空もかなり雲が出ていて、天気予報は午後から雷があるかもという不安定な天気です。

 

途中、サイコンのアトラスのログを入れ忘れていて、恐らく2km程ロスをして、テンションが下がります。ただもう一つのサイコン(2つサイコン装備してます。)があるからと安心していると、前回ログを消してなかったことに気付き更にテンションダウン。

 

しょうがないと諦めて、岩蔵街道、小木曽街道、成木街道を走り、小沢峠を越えます。名栗側に行くと、早速ローディーに抜かれます。高ケイデンスで速そうな人です。自分はのんびりいきますが、どうにも天気が怪しい。

 

 

左上に鳥居観音の像が見えます。雲も低く雨が早くも降りそうな予感です。

 

そのまま走り山伏峠に着きます。登っている時にも一人に抜かれます。お馴染みの標識の所でカロリーメイトをペロリしていると、もう一人登って来て、そのまま戻られて行きました。皆さん頑張りすぎでしょ!

 

山伏峠は、前回アタック299もどきをした時以来の秩父側へのライドですが、その時に味わった恐怖体験があり慎重に下ります(機会があれば後日に)。何事も無く、R299へ着きました。そして秩父へ近づくとお馴染みの武甲山が見えてきます。

 

 

頭が雲に覆われています。雨が降りそうなのでここまでは引き返そうか迷っていましたが、この辺りで進む決心がつきました。R140こと彩甲斐街道沿いを西に進みます。この道は交通量も多く、少なからず上っているので、地味に体力を消費します。疲れて来て集中力が落ちてきたので、途中コンビニによりレッドブルと小さいまるごとバナナを補給。

 

 

途中に見える浦山ダム。今回は行きません。疲れるから。

 

R140をどんどん西へ進みます。秩父鉄道の三峰口を通過する辺りから道幅が狭く、いよいよ奥秩父的な視界一面が山となっていきます。ダンプも通るので注意が必要ですが、ここで眠気が来ます。今回は休まずに睡魔は去って行きましたが、どうにも朝早い(朝9時より早い時間)と睡魔が来ます。自分にはこれが早い時間です。

 

進んで行くと二股に分かれます。これを左側へ(三峰神社方面)進み、軽いヒルクライム。そして二瀬ダムに着きました。

 

 

このダムは車も通れるダムで、渡ると三峰神社へ行きます。今回は行きません。疲れるから。

ダム左側の山部は今回は鮮やかな緑色。紅葉時も非常に綺麗なのでシーズンはお勧めです。

 

秩父湖の右側を進んで行くと吊り橋があります。寄り道をしていきます。

 

 

 

吊り橋から一枚。ここまでくると一面緑色です。天気も回復して日差しも出て来て気持ちの良く走る事が出来ます。

 

 

ここから先ほど二股で別れた道と合流をして、今度は南へ向かいます。意外とつらいヒルクライム。帰って確認しましたが、距離7kmで平均7%程の上りです。地図でさっと見た時は短そうだったので甘く見ていました。走行時はたまに12%程が数か所。疲れた体に堪えます。しかも意外と長い。サイコンのアトラスで目的地までの直線距離が出せ、それを励みに漕いでいるのですが、蛇行しているせいでなかなか縮まりません。予想外の辛さです。周りの景色を見て気持ちを紛らわせ、何とか目的地に近づきました。

 

見えました~。トンネル入り口。感無量で到着すると、

 

「あれ、進めるぞ?」

 

 

黒色の部分が目的地と思っていたのですが、実際進めます。カーブしているトンネルを疑問を持ちながら進みますが、ゴールと思っていた所からの延長戦。しかもここも上っています。精神に堪えます。地図の水色の部分から有料と勘違いしますよね?相当ダメージがあったようで、トンネル内で文句を言いながら進んでいる自分がいました。

 

そして赤色の部分に着きました。これが本当の目的地です。「くそぉ~、インチキ地図めが!」

 

 

はい、着きました。

「あれ、料金所はないのかな?」と思っていると、関係者の車両が通り「申訳ありませんが、この先は自転車は通れませんよ」と忠告を頂きました。

 

「知っています。」

 

続く・・・