昔から母は,
人に物を頼むことをしない人だった。
○○が欲しいのよね~
○○に行きたいのよね~
決して,
買ってきてくれる?とは言わない。
連れて行ってくれる?とは言わない。
父は家のことには全く無関心だったから,
そういう母の声を聞かなきゃならないのはワタシだった。
母は車の免許を持っていないから,
結局,ワタシが車を出して連れて行ったり,
ワタシがどこかへ行くついでに,
彼女の用事を足さなくてはならなかった。
でも,決して,
お願いできる?とは言わなかった。
ワタシが,学生のときも。
仕事をするようになっても。
結婚して,実家を出ても。
今,仕事も家も忙しくて,それどころじゃなくなってても。
変わらず,要望だけを述べるだけ。
今は,彼女の要望は叶えないことにしている。
オットに,
あなたは冷たい人だよね
って言われようが,かまわない。
だって,母は,
ヘルパーさんにもケアマネさんにもお願いしないんだもの。
これから頼っていかなくちゃならない人や,
デイサービスの人や,
彼女を取り巻く人たちに,お願いしないんだもの。
○○してくれないって頼んでみたら?
○○買ってきてくれるってお願いしたら?
そうやってワタシが言うと,
母は烈火のごとく怒り出す。
ヘルパーさんは忙しいのよ![]()
そんな恥ずかしいこと言えないわよ![]()
何も言えなくなってしまう状態がいつかは来るだろうから,
そのいつかを少しでも先に延ばすためにも,
お願い
そのたった一言を言えるようになってほしいのです。