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データベース初心者がfilemakerで仕事を楽にするブログ

ファイルメーカーをいじって営業や業務の効率を50%上げます。

こんなサンプルを作ってみました。ワオサンコーポレーションが花の卸を営んでおり、フラワーショップに花束を販売するという想定です。

見積書1




まず商品Noを入力すると品名と単価が表示されますので、数量を入れると計算してくれます。

商品呼出し


商品マスタボタンを押すと、マスタ画面が別枠で表示されますので、商品の画像とNoがわかります。

商品マスタ


消費税を変更すれば、金額が変わります。(商品代-値引き)+消費税が見積金額になります。


簡単な機能ですが、下図のようにマスターどうしを関連づけます。
リレーション図


伝票テーブルと営業担当マスターテーブルを社員CDで結んでいるのは、伝票テーブルに社員CDが入力されると、営業担当マスターテーブルの同じ番号の社員CDのレコードからデータを引っ張ってこれます。以前紹介した機能ですね。

明細テーブルと商品マスタが商品NOで繋がっているのは、明細テーブルの商品CDに入力すると商品マスターから同じ商品NOのデータをひっぱり、明細テーブルにコピーできるからです。なんとなくおわかりいただけたでしょうか?

見積書1枚を一つのテーブルに全部納めるのではなく.複数のテーブルを繋ぎ合わせて1枚の見積書を作った方が、何かと便利ですね。

filemakerでは、伝票テーブルの上に明細テーブルを載せる手段として、「ポータル」という機能をつかっています。1つのテーブル上に他のテーブルを表示させるのに必要な機能です。

今回はポータルを使いましたが、filemakerではもうひとつ「繰返しフィールド」というのがあり、1つのテーブルだけで明細を作ってしまう機能があります。次回は「繰返しフィールド」を利用して見積書を作ってみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。