コミック会社の広告で

学習障害を持つ親の漫画が表示されてて、

ふと先生歴二年目の時に

保護者が自分の子供に学習障害があると伝えられた瞬間に

立ち会った事を思い出した

 

某東南アジアの一番大きいインターで

担任はおっとりした芯のあるアメリカ人の女性

 

件の生徒は小学一年生のAさん、

  • 日本人
  • ESLには登録されていない
  • 下に何人か兄弟がいる長子
  • 母親は専業
  • 父親は国際機関か国際的NGOに務めてたかな?

まず担任が「ん?」と思った理由をいくつか

  • 一人遊びが多い
  • 友達と遊ぶ時も並行して遊ぶだけで共同で遊べない事が多い
  • 質問には一言か二言で答える事が多い
  • 目をあまり合わせない、目が何か違う物を追っている
  • よく手で遊んでいる
  • 独り言が多い

日本人だったAさんは入学時のテストの結果がよくESLに入っていなかった

でも、言語の問題という線を消すすべく

ESLの先生に調べてくれと話した

 

そこで私の出番になる

 

ESLの先生と打ち合わせをして、

二人でAさんの授業中の発言や友達との会話を聞いた

 

日本語でも質問には一言か二言で答えるし、

アイコンタクトは増えなかった為

次はLearning Support(ラーニングサポート)の先生も呼ばれた

 

その先生は2、3日かけてAさんを観察し、

詳しく調べる必要があると判断した

その為には保護者の同意が必要になる

 

続く•••