外国人の職場にいると色んな家族の形があるんだな、と痛感する
- 同性カップルの初老上司
- 国籍の違う養子を持つ校長
- 働く奥さんと専業主夫さん
- 旦那さんが料理担当の国際カップル
〜私の尊敬する人〜
息子さんが2人いる上司は、誰よりも明るく気配りが出来る人だった
そんな彼女がポロリと教えてくれた可愛い話があった
「うちはね、ベッド繋げて家族3人で川の字で寝てたのよ」
「へ〜」(息子さん小3と小6)
「そしたら、長男が今日からちょっと自分の部屋で寝るねって!
思春期入るし、しょうがないなと思ってたら、下の子が
『僕はずっとお母さんと一緒だよ!お兄ちゃんみたいに酷い事しないから』って」
「可愛いですね」
「いつか一人で寝るのに偉そうでしょう?
一緒の時間をもっと大事にしないとなって思ったわ」
当たり前の様に子供の自立を喜べる彼女は本当に出来た人だった
〜娘さんを通して見える価値観〜
最初に務めたインターのオーストラリア人の校長先生は、2歳の養子をとったの
同じくオージーな奥さんと娘さんが学校終わりに一緒に遊んでいるのをよく見かけた
そんなある日、トランプが人種差別的な入国制限をしていた頃
小一の子供達の会話を盗み聞いた
イギリス人の子「肌が茶色いとアメリカ行けないんだって」
インド人の子「えーどーしよ」
校長の娘さん「そんなトコ、絶対一生行きたくない」
私「なんで?」
校長の娘さん「妹が行けないなんて、絶対にイヤだから」
当たり前の様に言われて、すごく感激した
その子が愛情をたっぷり注がれて育っているから、
新しい妹に同じ様に愛情を注げるんだなって
周りの子達も当たり前だと言わんばかりに頷いていて
この子達の意識の高さに圧倒された
〜格言〜
子供は物で甘やかすのではなく、時間で甘やかすべき
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共働きが多いから余計に思ったのは
男性側の子育てに関する姿勢がすごいなって
子供が風邪を引いたら、交代で休むし
炊事も担当する
母の日には子供を父親先生グループに預けて
母親先生達がホームパーティーしてた
なんか良い感じで各家庭が自分たちに合った
均衡を築いていて、勉強になった(独身だけど)