こんばんは。

久しぶりに夜投稿です。

 

先日刺し終わったおふきんをご紹介しますね。

 

正式な名前がわからないのですが、ぐし刺しをくぐりました。

ここでは「ぐし刺しくぐり」にしておこうかな。。。

 

 

初めて作ったおふきんかな?と思います。

 

ベースになっているぐし刺しは、過去に何度も刺していますがくぐったのは初めて。

 

くぐり自体、ふきんではすごく久しぶりで、記録をたどったところ2018年1月が最後でした。

せんばがらす。

 

ぐし刺しは、もう無心でざっくざくと進められるので案外早く終わるかなと思ったのですが、そうでもなかった…(^^;

 

くぐりが久しぶりなのは、あまりくぐるのが好きじゃなかったからで。

いつも額縁をくぐるのですが、それだけでお腹いっぱいだったので、あえて模様までくぐりたくなかったのが本音。

でも、ぐし刺しだけじゃなぁ~と思いついたのがこれでした。

 

 

額縁をくぐる時もそうなのですが、私は編み物用のとじ針を使っています。

 

 

 

私は編み物もするのですが、とじ針のセットの中には細糸用のすごく細くて短いとじ針があって、持て余していたのをいつだったか思い出し。

もともと先のとがった刺し子針でくぐること自体も神経を使うし、針のお尻からくぐるって人もいるんだけど自分の手や指を刺してしまうのがストレスでした。

 

とじ針は、先が丸いだけでなく太さもあるのですが、文規格の普通の晒だったら、布に開く穴も気にならないと思います。

ただし、岡規格の晒だったり、糸がダルマ家庭糸のような細い糸の場合はちょっと気になってしまうかも。

そんな時はクロスステッチの針がおすすめです。

 

先の丸い針にはこぎん針もありますが、長いので短い方がくぐる時間(手間)最小限になると思います。

 

とじ針と刺し子針、針先だけ比較してもこのくらいの差があります。

刺し子針はみすや針で、とじ針は確かダイソーで買ったセットの1本。

 

 

刺し子ふきんをするとき、先にふきんの仕立てを済ませてから刺す方が多いと思うのですが、くぐりの時は、くぐりはじめを玉留めでするのでふきんの4辺を閉じるのはくぐってから最後にコの字とじで。

 

全部の糸が同じ色だったら、既に刺してある糸の裏に重ねて糸始末をしても問題ないですが、くぐった糸のふきんは使っている間に引っかかりやすくもあるので、玉留めの方が安心かもしれません。

 

刺し子で玉留めは邪道って思っている方がいるかもしれませんが、先駆者の近藤陽絽子さんもくぐりの時は晒の端や裏できっちり結ぶとのことです。

 

この模様は別の色の糸でも刺したので、また後日ご紹介させていただきますね。

 

 

【今回使用した糸】

ベースのぐし刺しをしたモカ色:雪彩さんの枝垂桜染め糸(20/4)

くぐった青い糸:ホビーラホビーレ刺し子糸 アオ<123>

 

 

 

 

 

 

 

いつもInstagramで作品を公開していますが、海外のフォロワーさんも多くなってきたので、あまり説明を長文を綴るのもどうかなと思ったり思わなかったりしてきました…

 

写真のインパクトこそがInstagramの良さなので、今後はさくっと紹介しようかなと思っています。

 

作品の作成工程や、素材(使った布や糸)、気をつけたことなどの詳細は、ブログの方で綴っていこうと思っています。

 

どちらにしても読むの面倒くさい~っていう方いらっしゃるとは思うのですが、私もいつか過去を振り返って読み返すこともあると思うので、そこはどうぞご容赦いただければと思います。

 

このぐし刺しくぐり、方眼が描けなくてもドット方眼で刺せるので、ご興味のある方はぜひ刺してみてください。上下左右からくぐってあるのでとてもふかふかの布巾になりますよ。

 

 

それではまた♪