前回セガサターンの記事でさらっと書いたカードリッジの認識ですが。

検索をかけると調べる人がいるのか、セガサターンのパワーメモリの認識に関する記事がちょこちょこ出てきます。

私も苦労したクチなので少し書いてみます。
これは他の機器でも流用出来ると思います。
ノートパソコンのカードスロットとか。
手持ちだと3DSでもいけそうです。
しかし全て自己責任でお願いします。


用意するものは綿棒、ティッシュ、オキシドール、厚めの紙。

まずはカートリッジの掃除です。
綿棒にオキシドールを含ませて拭きます。
結構汚れが取れることも。これだけで認識する場合もあります。


一通り終えたら乾いた綿棒でもう一度。
湿り気を取ります。

厚めの紙、というのが状況如何で変わるものですが。
セガサターンの端子の掃除には硬めの封筒の紙が良いです。適度なサイズに切ります。
撥水性のあるものを。
こんな感じでオキシドールを垂らすと水滴になる感じのものが良いですね。


この状態から水滴を紙の先端部に指でなびっていきます。
湿るが、ふやけない感じで。
一通り濡れたらセガサターンの端子部分に差し込んでいきます。
柔らかくなるまでが勝負です、サッと。


ちゃんと差し込めると紙に跡がついてきます。
これで差し込み口全てをやります。
ちゃんと長さを測ってやれば差し込み1回でおわりますが、写真の場合は幅が足りてないですね。

その後、何も付けてない紙でもう一度。
綿棒の時と同様、湿り気をとる意味で。


これでしばらくしてから差し込んで見ると上手くいきます。
たまにセーブデータにバグみたいな文字列が出る事も。
それらは全て削除して。
本体ラム、拡張カートリッジ共にセーブデータにバグ無しを確認出来たらソフトを立ち上げましょう。


昔は爪楊枝にティッシュを巻き付けてやりましたが
これはティッシュが千切れて良くありません。
でもティッシュがあると、ちょっと拭くのに便利なので用意にあげてみました。
差し込むものは硬く、水気を含ませて拭けるものを。

何にせよ
上半分のピンクの本体の記録から
ちゃんと認識して下半分の青のカートリッジの記録が出て来た時は
嬉しいものです。


同様に困る誰かの助けになってくれれば。