今宵は CHANDANで・・ | 糸と布

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 野ばら手芸部

お香は 私の毎日に 欠かせません

今日は・・ Chandanチャンダンのコーンを炊いています
< ・・ちなみに 棒型お香は アールガバッチって言います>


Chandan・チャンダン・シャンダン・ ・・・色んな呼びかたしますが・・

サンダルウッドsandalwood・・・日本名は 老山白檀です

インドの マイソール地方のなかのカルナカタのが 最高品質といわれていますね

マイソールサンダル石鹸も 時々使っていますが

ほんのり薫る サンダルウッドの香りで リラックスできます

<手持ちが減ってきたので ケチケチ使用中ですが・・・苦笑>

白檀は、香木としてだけでなく・

実に色んな効能があります


{{ 白檀の樹 }}


殺菌作用、利尿作用・・

気分の薬として胸のつかえをとり、爽快感・・

火傷や日焼け、皮膚のひりひり感 を和らげ

解毒、身体の痛みや痒みを押さえる・・

マヌーさんママなどは 化粧品として お粉代わりにされたり

溶いてパックにしたり・・ もう サンダルウッドの粉を大袋で 使っておられてました

置物である仏像や お数珠等の仏具・扇子の骨なd・・・

香袋の香料などなど・・

かなりスタンダードな香りですが

色んな 会社のインセンスのなかで HEM社の チャンダンが 一番好きです

マヌーさんからの 説明でも サンダルウッドの香りを保ちつつ・・

各種のブレンドを もっとも得意としているのが HEM社インセンスだそうで

微妙なブレンド感で大人っぽく 薫っているだけで 

本当に落ち着きますし 作業が 集中できるのでお気に入りで~す
 
 
インドでは額にチャンダンのペーストをつける(ビンディ)がありますが

アーユルベーダでの 第6チャクラの位置が 額ですね
*手塚治虫の 三つ目が通るのバンソウコの位置です*

ここに ビンディをつけて・・

直感力・感性の開眼など かなり神聖な部位だからだそうです


正倉院の御物のなかにも サンダルウッドが入っているそうで・・

半永久的に 殺菌と香りが持続するといわれています

 チャンダンのお香は、仏陀も愛したそうですよ



更に~  ミャンマーでは、大晦日になると

チャンダン(サンダルウッド)のオイルとローズウォーターを混ぜた

お清めの水を通りかかる人々に振りまき、一年の罪を清め、魂と身体を浄化するそうです



香木の中の スタンダード!

だけど・・ 奥が深い!

今宵は CHANDAN で 癒しの我が家です