福田海本部境内にある 鼻ぐり塚 | ピロ

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フルマラソン3時間10分切り!

鼻ぐり塚
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鼻ぐり塚 供養塔
鼻ぐり塚
人のために尽くしてくれた牛
その形見としての鼻ぐりを集めて供養するところ

6月18日(日)に吉備路サイクリングロードにてサイクリングしているときに訪問。吉備津彦神社→吉備津神社→最上稲荷を巡るというコース上で、面白そうな名前を見つけたので行ってみると想像を越える名所でした。鼻ぐり塚という標識だけではいまいちピンときませんでしたが、牛の鼻につける鼻輪のことだったんですね。鼻ぐり塚に入るときに100円要ります。ちょうど100円を料金箱に入れたときに年配の女性の方が出てきて、護麻木の料金も兼ねているのでどうぞと。家内円満、良縁成就、身体健康等祈願できます。毎週日曜日に鼻ぐり塚前で燃やしてますとのことです。写真にある煙はちょうど燃やしているところでした。
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近くで見ると、プラスチック製の鼻ぐりが堆く積まれています。圧倒的な数。先ほど会った女性の方が塚周辺を掃除されていたのでちょっと聞いてみました。鼻ぐり、その数は700万個を超えているそうですが、現在も毎年5,600個くらいの数がここに納められているそう。主にと殺場から送られてくる。昔の鼻輪は植物性で土にかえっていったけれど、現在はプラスチック製なのでどんどんたまっていくので塚が成長する。そして数年前に塚の拡張工事をしたとのこと。
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鼻ぐり塚道中、気になっていた境内にある釜の用途はというと送られてきた鼻輪を煮沸消毒するためとのこと。昔は結構生々しいままの物が送られてきたそうですが、最近はしっかり洗浄されているそう。ただ念のため煮沸してから塚に奉納。説明を聞くと理解が深まります。見学予定には入っていませんでしたがかなり貴重な経験ができました。ありがとうございます。ここは一度訪問することをお勧めします。牛さん畜類に感謝

宗教法人 福田海本部
鼻ぐり塚
岡山市北区吉備津795
TEL:086-287-3008