会社員を辞めた話シリーズの続きです照れ

前回までは、自分がやったミスやフィードバックをきっかけに、自分と会社のレベルが合ってないのではないか、働き続けるべきなのか疑問が湧いてきて、初めて退職というワードが出てきたのでした。

今回は、そのあとの展開...

⑤体調が悪くなる

あのようなフィードバック面談があったけれど、
いつまでも後ろ向きな気持ちにヒステリックにとらわれてちゃダメだ。今週、今月、なんとか乗り切ろうと気を取り直しました。

でも、ここから体調を崩し始めたのでした。

まず夜寝れなくなります。
1〜3時間ぐらいか、寝れなくなりました。

ある時は、なんか行かなきゃいけないのはわかってるけど起き上がれない日とかもあって、この時点では3回くらいかな。
寝不足だからとか物理的に体が疲れていて、というわけではなくて、なんか気持ちがものすごく向かない。
会社に行きたくないと自分がそう思い込んでるだけかもしれないしとか...
元気なのになんでだ、こんな簡単に休んでいいのかわからない、なんか変な感じでした。

ストレスチェックで産業医と面談をして、休職を一度提示されたけど、その後総務で話を進めると言う流れになってから一度も話が進むことはなく、
まぁ忙しかったんでしょうけど、きっと、そのまま辞めさせる流れにしたいから、進めなくていいって言われたんだろうなとかそんときは思ってました。

この時一度、父親からも「もう辞めなよ」と声をかけてくれました。
休職したらもうそんな社員、会社は要らないと思うよ。いい印象ではなくなる。よく頑張ったよ。
旦那を心配させるために家の援助してるわけじゃないんだ、暖かい家できつい仕事をしている旦那を迎えてあげないとかわいそうじゃないか。
料理学校に行ったらどうだ。

一部古い考えとかはあるものの...心配ばかりさせて、旦那さんをケアする余裕がなくなってしまってるのは事実。この言葉にはハッとしました。

これ以降はもう、辞める方針に決めていました。

しかしこのあと、一旦は前向きになって、上司には言わないままでした。
新しい体制の上長と、目標設定の月次振り返り面談をした時、この目標以外のところも評価する、進めてくれてる、一緒に頑張ろうと声をかけてくれたので、もう少し続けてみようと思って。

この振り返り面談でなんだかんだこういうことが不満で自分はこうしたいと思ってて、という部分伝えて、目標設定だけで評価しないからと言われてちょっと気が楽になった。そのためか、寝れなくなるとかは解消できたのでした。

⑥展開
しかし、10月中旬ぐらいからめまいが何度かあり、
11月に入ってある日、めまいがして吐いてしまった。
そこから1ヶ月、ずっと体調が悪く、通院を続けました。薬で治るものだったのが幸いでした。

PMSも悪化したのか、生理前は二日間ぐらい、昼過ぎでも気力が出なくて、会社に行くことができない状態になっていました。

いろいろ責任感持ってこなしたいと思う反面、もう押しつぶされそうで泣きそうで

本当に退職するかどうか、何度もメモに起こしたりしながら、自分の中でたくさん整理をしました。


...
残業時間は40時間が平均。世間的には普通ぐらいらしい。
45時間分の残業代込みの給料だから、残業時間が多ければ多いほど、基本給の価値が実質下がっている。
残業が40時間近く行っていたから、私の基本給の価値は21万円ほど。これだけこき使われながら頑張ってるのに残業するやつはできなくて価値がないやつだ、お前は20万円ぐらいの価値しかないんだ、とつきつけられている感じもして嫌な気持ちだった。
やる仕事が多過ぎて、精神負担も大きかった。
仕事によって使う脳みそが違うのに、量がたくさんあるから、残業時間自体は平均的だとしても、その残業の一発が重くて、スイッチングだけでもかなり疲れる。
40時間分しか残業がなかった、のではなく
残業できる私の限界が40時間だったから、結果論的に40時間だったのかなーと。要するに、これ以上の負担を抱えていたということ。

この仕事本当に続けたいのか?ある日はストレス感じなかったとしても、続けてたって同じこと繰り返すだけなんだろうなぁと思ったり。
例の夢を見たこともあり、3,5年と続けるイメージは全く出なかった...。

そもそも、性格上合ってなかったのだろう、人間関係に限界を感じていた。
これはただの偏屈で悪口でしかないけど笑、退職を推し進める要因。
会社の人と合わないなと入社時から感じてはいた。
入社して相談したら「何聞きたいかわからないから、誰か通訳して笑」みたいなこと言ってくる人とかいてマジかって思った

自分のキャリアを鼻にかけて偉そうにして他人にマウントを取ろうとする自意識過剰で、
あとは保育に関わってるという自己満足と、そんな自分は優しくて良い人間だと勘違いしてる人たちの集まりだな、
この空間にいることが自分を貶めるし、不快になるだけだった。
一生を過ごしたい人たちではなかったなと...。

そしてそもそも、期待値の乖離って言われてかなりモチベーションは下がっていた。

そういうこと言う会社なんだ。保育とか、優しいとか寄り添うとか、言ってる会社なのに...。

みんなブランドのゴールに向かっているようで、どこかねじ曲がっているな、と感じていて...

だから、この会社にいる人たち、理念、全部薄っぺらいものに感じた。

...

そして決定的だったのは、「あなたらしいこと」「あなたが本当にやりたいこと」「あなたが本当に生かせるべき、あなたの居場所なのか」という、問いだった。

IT業界で、正社員であることが正解だと思っていて、それ以外は結構下に見ていた気がする。
自分の生き方を、ちゃんと自分のやりたいこと好きなことに素直に向き合わずに、今まで考えたことなかったなって気づいた。
やりたいことが当たる/儲かる/安定する、関係なく、自分の心が躍ること、好きなことを見つけて、それをしたくはないか?

...
結局は、やりたいことでもないのに時間と精神とを注いでいることが一番ストレスになっていたこと、この会社にいる人間が好きじゃないことに収まるのでした。

旦那からも、父親からも、そして姉からも、あなたらしいことをやってほしいと背中を押してくれたこともあって、辞めて、やりたいことを探そうと決めました。