会社員を辞めた話シリーズの続きです照れ

前回までは、とりあえず結果出すまで!と思い、がむしゃらに働き続けていた私ですが...ここから退職という文字が見え始めるようになりますキョロキョロ


③恥ずかしいミス
8月になった時、私は恥ずかしい理由でかなり大きい請求ミスをしました。
自分の思い上がりと勘違いで起こした恥ずかしいミスでした。

これを自分でフォローするために工数を割き、リカバリに奔走。
この時、わりとセルフネグレクト状態で8月ぐらいか、残業は50時間を超え、(つけてない分もあったので実際はもっとあったと思う)、

とうとうやばい夢を見てしまいました。

ある日、またPCの中のことに振り回されてようやく一息ついた時、私の子供が「喉乾いた〜水飲みたい...」と言うのだ。
この時私は、
「そういえば私には子供がいたんだった...!

えっ、ちょっと、もしかしてこの子に二週間前から何もしてない!!!
オムツも変えてない!!!」

と気づくのである。
子供がいることも忘れるぐらい、世話を忘れるぐらい、仕事に縛られて没頭していたらしく、自分がすごく怖くて悔しくなった。

という夢を見て、
夢から醒め起きた時、本当に怖くてベッドから動けませんでした。。。

このままだとやばい。ありえる。本当にこうなってしまう。

子供ができても、私は一生、身も心も家族もこんなに会社に捧げなくてはいけないのか?

これが最初に仕事を続けるべきか悩んだ瞬間でした。
それでも、失敗を取り返すためにも頑張らねばと思って業務に当たり続けていました。

※ちなみに2回ぐらい同じ夢を見ました。

④決定的な転機
ミスをし自分のレベルを思い知り、精神が追い詰められ、次に仕事を辞めることについて転機が訪れたのは9月の末でした。

1〜6月の締めが終わったのでフィードバック&給与面談があり、この時、組織はもう変わっていたのだけど、私を面接した前の上長から、フィードバックを受けました。
・前職の開発管理の経験から管理系を任せた。
・繁忙期に業務改善、業務ミス削減を期待した。
・しかし繁忙期なのもあって改善の期待はやめ、業務ミス削減の部分までの評価とした。
・しかし、改善もできないし、ミス削減どころか請求ミスを起こした。
・報告時も整理できてない
これにより、「期待値の乖離」と言われ、12000円近くの減給となりました。

自分がこう見せたい!見せつけたい!という独りよがりのために、自分が会社に何を求められているのか理解せずに業務していたことはすごく反省したし、ものすごく恥ずかしい気持ちになりました。

給料が減ったことは気にしなかったのだけど、
ただ、期待値の設計に無理があったのではと疑問に思いました。
繁忙期に入社して、研修もしてもらえず、仕事も覚えてミスしないようにこなすのに必死だったところに、まだ全体像もよくわからないオペレーションの仕組みをどう改善しろというのか...
また、前職の経験というけれど、3人でのサービス開発の管理と、コールセンターSVらオペレーション運営とは全然仕事が違う。

会社へのレベルが合わないのかパワハラなのか、いまだによく判らないのだけど、そういう理不尽への違和感だったり、会社のレベルや求めるものと自分が合わないと思い。

期待値の乖離と言われ、給料も下げられたということは、実質的に会社から「クビ」を宣告されたものだと私は受け取りました。

このようにフィードバック面談がなかなか辛辣だったので、もう何かやるのが辛い気持ちになった。

この面談のあと、日曜日の夜、とうとう旦那に泣きついてしまいました。
またミスするんじゃないかと思うとすごく怖い、ちゃんとできない自分が恥ずかしい、頑張らなきゃいけない、仕事に行くのが怖くてたまらないと言って泣きついて。

これを見て旦那さんが、辞めなよ、と声をかけてくれました。
君には君がやりたいことを見つけて元気でいてほしい。と新しい道を提示してくれました。

ここで、退職するということが選択肢に入りました。

大号泣の翌日、なんとか出社したものの、
月末にはやってることがゲシュタルト崩壊してくるのでした。