2019年の11月の転職(今いる会社)は、正直いうと大失敗でした。貴重な28歳の一年を無駄にしました。
その代わり学ぶことはたくさんあって、社会の現実含め色々学び大人になり、人生の転機として有意義な就業でもあったのかなと思いつつ、そんな会社を来年の1月で辞めることにしました。
仕事はおいそれと辞めれるものではなく、決断には時間がかかるし、慎重に考えたいもの。
私は仕事を辞めるかどうか悩んでいた時、他の人がどういう経緯と理由で決断をしたのか知りたかったんだけど、それを参考にできるような、退職の判断まで至るプロセスを書いたものがなかなか見つかりませんでした。
なので、その会社に入社してから退職するまで、どういうプロセスで退職の判断をしたのか、私の場合を書いて残してみたいと思います。
失敗したことも素直に感じたことも含めて。
①入社
今の会社には2019年の11月に入社。
転職した理由は、まともな会社で長く働きたいから。長く働くと考えた時に、自分のやりたいこと、できること、自分なりに長期的に一つの会社で働くためにどうキャリアを積んだらいいか練りまして。
今までやってたのがカスタマーサポート、というポジションだったから、結果に出たのはカスタマーサポートとして働くことでした。
でも本当はカスタマーサポートの仕事好きかと言われたらそうではなく...
思えばそれは自分の心の声に素直に向き合って出たような本当にやりたいことではなく、理屈をこねて理論的に出したものに過ぎなかったのでした。
この会社は給与も良かったし、顧客的にも社会貢献度も高いものであったし、今までやってきたことにマッチしそうだったし、何より前職と違って社長がしっかりしていて、創業の背景のストーリーもすごく納得のいくものだった。
前職の社長は情緒不安定で、ヒステリーを起こすし、社員に八つ当たりするしで、嘘つきだった...という反動もあって、社長で選んだ感じもあります。
さてここに入社してからは、自分が想像だにしなかったことが起こり続けました。
いきなり業務のインプットで、座学研修はない。引継ぎ業務を先輩がついてOJT...もない。
それで無理やり受電させられそうになったり。
派遣から嫌味言われたり陰口言われたり。
ただエスカレを受け疲弊するのみ!
会社にいる人とも考え方や人間性がどうも合わないな。
家族をテーマにした会社だから、人を傷つけないとか馬鹿にしないとか、敬意を持つとか、暖かいとか、そんな人たちがいることを期待していたのだが...

嫌なことが重なって、そんな日々に気持ちも乗るはずなく、スキルアップするはずもなく、
入社してから程なく、感情がなくなったように、、、
あれだけ楽しみにしていた結婚パーティーに何も意欲がなくなりわくわくもなくなり、結婚式にも感慨深さとか一生に一度の気分の高まり、とかもなく、ただこなすような感覚で過ごしてしまっていました。
ということから、早々に、長くは続けないな、と思うように。
だけど、長く続けられないんだろうけど、辞めるには成果を出さないといけない。転職するにも職務経歴書に書けることをしないと。
そんなことをずっと、考えておりました。
(仕事教えないって普通にパワハラだろ...)
②とりあえず流されるまま頑張った春
業務開始から、水も飲まず、ご飯も食べず、トイレも夕方まで行かず。
ただPCの中の出来事に翻弄され、朝PCを開き夜PCを閉じればさっと風呂に入り明日またPCを開くために寝る日々。
自宅でもこういう日々が変わらず続いた。
旦那とも喧嘩した。ご飯できたのに仕事してたからだ。
食べるよ!って怒られたけどでも全然終わらなくて仕方がなく、嫌味を言われたりした。
そのあたり方にとうとう限界がきて、「私だってこんなことしたくないんだよ!でもやんなきゃなんだよ!中断できないんだよ!(大発狂)」と泣いて反論したら大袈裟だとか言われて、頑張って働いているのにそれが家族にすら理解されない、報われなくて、もっと辛い気持ちになってしまった。
でもあれは大袈裟ではなくて、その時点でもうそれぐらい切羽詰まっているというサインだったことに、自分でも気づけばよかったのです。
でもこの時は、自分が辛いとか辞めたいとかそこまでは考えることがなく。
ひたすら目の前のことをどう解決するのかとか、こなさなくてはという責任感で働いていました。
少しでも成果を出そうと、自分がやってきたことを活かしたくて必死だった。焦ってた。自分はデキるんだと思いあがって、いきってた。
そのために、自分のことばかり考えて的外れなことしたりとか、独りよがりで周りが見えてなかったのでした。
③恥ずかしいミス に続く