さて、また旅行に行ってきました。

青春18切符の旅行です。

高校のときの地図帳と、着替えと、本を7冊リュックに詰め込んで、行ってまいりました。

今回のテーマは、①「自然~日本の湖と山~」と②「人生とは」です。

①のため、旅程は

1日目:東京-甲府-諏訪湖

2日目:諏訪湖-松本-岐阜-京都

3日目:京都-大津(琵琶湖)-奈良-名古屋

4日目:名古屋-静岡-東京

てな感じです。

琵琶湖は曇りで微妙だったんですが、諏訪湖は最高でしたね。夜とか最高でしたね、寒かったですが。

湖は大きくないけど、周囲を山に囲まれて、空(夜空も)はめっちゃきれいで、空気もきれい。

おまけに、僕の好きな美術館がたくさんあるのが魅力でした。ハーモ美術館は最高だよ。温泉があるのもいい。

諏訪湖は、特急ならすぐ行けるので、いつか未来の彼女を連れて行きます。

山は登ったりしてません。見てただけです。

18切符だから、たくさん電車に乗るんです。

だから、②にあるように、本をたくさん持っていきました。旅行には、なぜか人生を語った本がぴったりです。

ⅰ.14歳の君へ(池田昌子)

ⅱ.人生の地図(高橋歩)

ⅲ.方法序説(デカルト)

ⅳ.いちずに一本道いちずに一つ事(相田みつを)

ⅴ.道を開く(松下幸之助)

ⅵ.山椒大夫・高瀬船・安倍一族(森鴎外)

ⅶ.人生の短さについて(セネカ)

いやーよかった、18切符の鈍行列車の中で読む本がこんなに素敵で、心に沁みるとは思わなかったです。

特に、ⅰ、ⅱ、ⅳ、ⅴが素晴らしかった。

18切符旅行は、社会人になってからも週末だけやろう。喫茶店で本を読むなら、朝昼電車に乗って、夜どっかに泊まって帰ってくるのもいい。

自分が好きな時間を過ごす、また、自分が最も心地よく、心を開ける時間を過ごすために金を使うべきという気がします。

今回の旅行は、飯(ほうとう、そば、きしめんなど名物系)もよかったし、初めてのカプセルホテル体験もした。

カプセルホテルは何気に好きだった。サウナもあったし。夜、マンガコーナーで読んだ漫画からも示唆を得た。漫画を馬鹿にしちゃいけないね。あれからも、学べることはたくさんある。

ただ、京都で12000円のホテルに泊まる羽目になったのは厳しかったですね。ま、これまでが無事すぎただけだから、これはこれで良い薬ですね。

やっぱ寝心地半端じゃなかったし。という風に考えると、本当に変化は大事だ。絶対に発見があるから。

観光は、大してしていません。

大仏が無性に見たくなったので、奈良の大仏行ったくらいでしょうか。。

あとはふらふら歩いたり、名所ぽいところをとりあえず抑えたり、くらい。城はつまらないから全てシカトです。

今回の旅行で、社会人になってからの週末の楽しみができました。

金も多少はあるだろうから、たまに週末の国内旅行に行くのです。

マイナーなところでも、自然と良い宿と小さくても美術館などがあれば、ゆったりとした時間、思索の時間が持てます。

それでリフレッシュもできるし、自分が成長する気もするし、モチベーションも上がっちゃったりする。

素晴らしい週末じゃないか。

あと、なんだかんだジャンル的に哲学系の本を持っていったので、いろいろなことを考えた。

そしていろいろ得た。

小さくではあるが、悟りを開いた。

すばらしく有意義で、楽しい4日間の一人旅行だった。