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中日スポーツより

[フィギュア]羽生、4回転バトル歓迎 四大陸選手権あす開幕

2017年2月15日 紙面から

フィギュアスケートの四大陸選手権を前に、公式練習で調整する羽生結弦=江陵で(共同)

 【江陵(韓国)兼田康次、辛仁夏】フィギュアスケートの四大陸選手権(16日開幕)の公式練習が14日、江陵(カンヌン)アイスアリーナで始まり、冬季五輪で連覇を目指す男子の羽生結弦(22)=ANA=が初練習。来年2月の平昌五輪と同じリンクで好感触をつかむと、多種類の4回転ジャンプに取り組んでいるライバルたちを歓迎した。また、宇野昌磨(19)=中京大=や女子の三原舞依(17)=神戸ポートアイランドク、本郷理華(20)=邦和スポーツランド=らも氷の感触を確かめた。

 いかにも絶対王者らしい心構えだった。来年2月の平昌五輪と同じリンクでの初練習、「楽しかった。幸せでした」と笑顔の羽生がライバルたちのことを問われると、さらに笑みを深めた。

 「ありがたいです。感謝の気持ちでいっぱいです。誰かが頭一つ出るよりも切磋琢磨(せっさたくま)しているから限界のプログラムにみんなが挑戦できる。4回転を5本跳んでいる選手も2人いるし、いろんな4回転を跳んでいる。すごく尊敬の意と感謝の気持ちを持っています」

 金メダルを獲得したソチ五輪以降、男子フィギュア界は4回転時代に突入した。今年1月には米国のチェンが4種類5本の4回転を成功させて全米王者に君臨。ボーヤン・ジンこと金博洋(中国)も国際スケート連盟非公認ながら4種類5本の実績がある。さらに日本でも宇野が3種類目のループを今大会から取り入れるように、各選手は打倒・羽生に向けてレベルアップしている。羽生としては今季から3種類目のループを取り入れているが、ライバルたちを脅威に思うどころか感謝しているというのだ。

 「なんかソチ五輪をほうふつさせる青を基調としたリンクでした。あのときより(サイズが)大きいかもしれないけど、滑りやすい温度、氷の状態も非常によかった。きょうはとにかく楽しむこと、今何がしたいのか、今どういうふうに感じているのかを大切にしながらやっていました」

 この日の練習では3種類の4回転を何度もこなしていた羽生はどこまでも余裕の表情。ちなみに今大会のフリーは羽生、宇野、チェンが3種類4本、金博洋が4種類5本の4回転を予定している。ショートプログラムが17日でフリーは19日。「絶対王者」としては完成度と表現力でプレ大会を圧勝したい。 (兼田康次)

 


[羽生、宇野は平昌プレ五輪の本番リンクで何を知るべきか?]2017.02.15 14:00




 来年の平昌五輪で使用される本番会場で行われるフィギュアスケートの四大陸選手権が16日に韓国の江陵アイスアリーナで開幕する。日本からは男子シングルスに羽生結弦(22、ANA)、宇野昌磨(19、中京大)、田中刑事(22、倉敷芸術科学大)の3人が出場、女子は、宮原知子の欠場に伴い、三原舞依(17、神戸ポートアイランドク)、樋口新葉(16、日本橋女学館高)、本郷理華(20、邦和スポーツランド)の3人が出場する。

事実上の“プレ五輪”となる本番リンクで確認すべきポイントはどこにあるのか。何を知るべきなのか?

 羽生自身は「氷の状態と、会場の温度、音の拡がりなどを見てきたい」と語っていた。
 元全日本2位で、現在は後身の育成を行っている中庭健介氏も、羽生が挙げた「氷の質」「会場の温度」「会場の音響」の3つチェックポイントが重要だと言う。

「最も知りたいのは氷の質ですね。いわゆる“硬い”か“柔らかい”かの状態です。通年氷が張った常設のリンクなのか、それとも大会のときだけに張るのか、によっても氷の質は変わってきます。もちろん会場の室温によっても氷の質は変わるので、今回の氷の質が来年の五輪本番のときと同じになるのかどうかはわかりませんが、参考にはなるでしょう」

 氷が「硬い」か「柔らかい」かは、演技の特にジャンプに影響を与えるという。

「硬い場合は弾むので、ジャンプが浮きます。特にトゥー(つま先)ジャンプがスムーズになるメリットがありますが、エッジジャンプは難しく、抜けやすくなるというデメリットもあります。エッジ判定が不明瞭になりがちな選手にとっては、苦手意識が生まれるかもしれません。逆に柔らかい場合は、トゥージャンプで浮きにくくはなりますが、エッジジャンプも深く溝が作ることができるので全体的にジャンプは安定します」

 男子は、高度な4回転時代に突入しているだけに「硬い」「柔らかい」のチェックをした上で、1年間をかけて、氷質に応じた対策を練る必要があるだろう。

 会場内の「音の反響」も重要な要件。

「選手は、曲の音を聞いて滑りますから、選んだ曲とのマッチングをより完璧なものにするためには、どれくらいの音の反響があるかを知っておくことは重要です。音の跳ね返りの遅れは、ゼロコンマ何秒の世界ですが、羽生選手などはそこまでを聞き取り、計算した上で滑りますから、音の反響チェックをしっかりとしたいと考えるのは納得できます」
   
 さらに中庭氏は「バックヤードの確認」を付け加えた。

「リンクに出るまでのバックヤードの環境も見ておきたいですね。五輪と同じ設定になるかどうかはわかりませんが、ウォーミングアップをどこでするのか。そのスペースはどれくらいあるのか。もっと言えば、トイレの場所や、リンクとバックヤードの温度差なども確認しておきたいですね」
 
 観客からは見えない部分だが、演技までのほとんどの時間を過ごすことになるバックヤードの構造を確認しておくことも、メンタルや試合への準備を整える意味で必要だろう。

「リンクのサイズは規定で定められていますが、観客席の作り方やその距離などで、会場によってイメージは変わってくるものです。今回、本番リンクを経験することで、いろんな意味で安心感を得ることができるのが、最大の収穫になるでしょう。その意味で、日本勢だけでなく、このリンクを経験した選手は、大きなアドバンテージを本番に向けて得ることになると思います」と、中庭氏。

 現地入りした羽生は、さっそく会場で公式練習を行い、メディアに「ソチ五輪を彷彿とさせるような青を基調にしたリンクです。滑りやすい温度で、氷の状態も非常に良かった」と、感想を口にしていた。

 昨年12月の全日本選手権をインフルエンザで欠場した羽生にとっては、今大会が2か月ぶりの復帰戦。宇野だけでなく、4種類5本の4回転ジャンプを成功させたアメリカのホープと期待されているネイサン・チェン、実績文句なしのバトリック・チャンらのライバルをおしのけて絶対王者の存在感をどう示すかにも注目が集まる。
   

五輪会場での試合は、本当に重要。
結弦くんの事だから、ソチの時のように
たくさん吸収するでしょう。

仙台放送さんは、いつも独自の看板で
応援してくれてますよね。
素敵すぎ。ありがとう♪(///∇///)

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(画像は感謝しつつお借りしてます。)