結弦くんのスケート靴のブレード(刃)を
研磨する吉田さんは、結弦くんの前コーチ
阿部奈々美先生のご主人だというのは
よく知られてますね。




「スケート靴の刃の研磨で“世界一”支える 羽生選手の靴も担当」

デーリー東北新聞社 1月1日 11時32分配信

一足一足丁寧にスケート靴を研磨する吉田年伸さん=2015年12月25日、八戸市テクノルアイスパーク八戸拡大写真

 スケートシーズン本番を迎えている北奥羽地方。競技に不可欠なスケート靴の刃(エッジ)の研磨で“世界一”を支える職人が八戸市にいる。今季からアジアリーグアイスホッケー・東北フリーブレイズで用具マネジャーを務める吉田年伸さん(43)だ。ブレイズ全選手のスケート靴をはじめ用具全般を管理するほか、ソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦選手(ANA)ら多くのフィギュア選手の研磨も担う。吉田さんは「研磨に携わって10年。まだまだ勉強です」と、謙虚に腕を磨いている。

 吉田さんは盛岡市生まれで、3歳から仙台市で育った。スケート研磨との出合いは約10年前。妻でフィギュアスケートコーチの奈々美さんが、選手の技術指導に加えて、靴のメンテナンスまで担っていた現状を見て、「指導に専念してほしい」と考えたのがきっかけだった。

 スケートリンクの貸靴で研磨の練習を積むなどして技術を習得、選手の信頼をつかんできた。羽生選手が当時、奈々美さんの指導を受けていたことから、吉田さんが研磨を担当した。

 2012年春、羽生選手が海外に練習拠点を移してからも、研磨では吉田さんを頼り、宅配便を使うなどして約半月に1回のペースで靴をメンテナンスしてきた。「靴を見れば、傷や減り具合でどんな練習をしているのか分かる」。滑っている姿を見られない分、靴を見て“感じ取る”ことを心掛けている。

 羽生選手は昨年12月、グランプリファイナル(スペイン)で世界最高得点で優勝し、全日本選手権でもV4を飾った。そんな大きな大会の前にも吉田さんが調整し、活躍の一助となった。「自分の力が選手の“足し”になった時はやりがいを感じる」と目を細める。

 ブレイズの選手も絶大な信頼を寄せる。吉田さんの就任で、その日のリンクのコンディションに合わせた靴の調整も可能に。遠征にも帯同し、一人一人の好みに仕上げる。

 吉田さんがブレイズ所属となるために八戸市に移り住んだ今季は、全国からトップレベルの選手が同市を訪れている。

 不安定な氷上を動き回る選手にとって、エッジは生命線。個々のリクエストも多いというが「選手が求めてきてくれたことで、それに応えようと腕を磨いてきた。選手に育ててもらっている」と吉田さん。

 氷上のアスリートをより輝かせるため、試行錯誤の毎日が続く。



奈々美先生も仙台を離れた、という事は
無いわよね。生徒さんもいるだろうし。
要らぬ心配をしてしまいます。汗

吉田さん、結弦くんの為にいつもいつも
本当にありがとうございます。。
結弦くんのブレード、これからもよろしく
お願いします。


(画像と一部の文は感謝しつつお借りしてます。)