今朝のめざましテレビで衣装ルール
の説明をやってましたので
以前、書いた記事を再度、上げておきます。


人名を冠したルールに、エレーヌ・ザヤック
選手(米国)に由来するジャンプのルール、
ザヤックルールは有名ですね。

GPS第4戦フランス大会のリーザの衣装を
見てたらヴィットルールを思い出しました。
抵触しないのかと思いながら見てました。


第2戦カナダ大会SP衣装のリーザ







フランス大会では衣装を替えて来ました。



びっくり!



半身露出?



何じゃこりゃな衣装、凄すぎ。






減点は1点のみ。衣装の減点はなかったよう
ですね。



ヴィットルールとは1984年サラエボ五輪、
1988年カルガリー五輪の二大会連続で
金メダルを獲得した女子シングルの
カタリナ・ヴィット選手(旧東ドイツ)に
由来する、過度の露出を禁じる衣装ルール。

米国女優ブルック・シールズを彷彿させる
華やかな美貌、恵まれたプロポーション、
芸術的な表現力が武器。
3回転ジャンプは3種類しか跳べなかった。

衣装も華やかで斬新、革新的と云われたが
頭に羽根や帽子を着けたり、スカート部分が
羽根だけのハイレグ衣装だったりで他国の
コーチたちから「露出過剰だ」「セクシー
すぎる」と非難が巻き起こり作られたルール。
















ISUで定められたルールブックに
コスチュームについての記載があるそうです。

冬季五輪や国際大会では、競技者の衣装は
節度と品位のあるものでなければならない。

派手なものや芝居じみたデザインでないこと。
但し、衣装は選んだ音楽の特徴を反映する
ものであって良い。

衣装はスポーツ競技用として過度に肌を出したように見えるあってはならない。

男性はズボンを着用しなければならず
タイツは許可されていない。

アクセサリーや小道具を用いたりすることは
許可されていない。

衣装の装飾は非着脱式でなければならない。

ヌーディ(裸体)を連想させるものはNG
その判断基準は「露出は全身の何割まで」
といった物理的なものではなく、あくまで
印象による。

上記の用件を満たしていない衣装の着用
に対しては、罰則とし1.0の減点がされる。

男性はワキ毛が見えるとNG
但し、シースルーの衣装で透けて見えてる
のは隠す意思があるからOK 。
ノースリーブでも剃ってあればOK 。
女子は数年前からズボン解禁になりました
ね。


衣装で減点された事例



2012年全日本フリーで高橋大輔選手の
衣装から羽根が落ちた事から1点減点。




ロシアのジュニア、サウター選手。
背中にバイオリンを表してますが
ヌーディを連想させるという事で1点減点。


蛇足ですが
カタリナ・ヴィット選手は衣装の非難に対し
美しさはアイススケートの一部。それに男性の方は誰だってゴムまりみたいな人より綺麗な身体をした女性を見る方が良いでしう。
当時返しました。

ゴムまりとは、同時代に活躍した
伊藤みどり選手の事を言ってるのは有名な話
ですね。
他選手sage、ましてや容姿蔑視の発言
トップアスリートとしていかがなものかと。
好きな選手だったのでとても残念な言葉
だと思いました。


リーザの衣装も、う~~ん。(@_@)

追記
リーザはその後、衣装とプログラムを
変更。
層の厚いロシア女子の中、ボストンワールド
代表になれませんでしたね。



(画像は感謝しつつお借りしてます。)