2024年9月5日(木)18:15-19:15、オンライントレーニングを開催しました。
※久しぶりのオンライントレーニング活動報告ですが、毎週開催しています。
今日はレスリングの構え、動き、シャドーレスリング、ローリングのクラッチの仕方などの技術練習を中心に指導しました。
構えや動きでは重心の位置の確認、なぜその構えが必要なのかを説明しながら取り組みました。レスリングは攻める技術と同時に守る技術が必要不可欠です。どちらの側面にも対応できるようバランスの良い構えや動きが求められます。
シャドーレスリング(1人で相手を創造しながらレスリングの動きをする)では、ビデオを用いて説明し、イメージを膨らませました。大きく3つのポイントを説明し、そこを意識するように取り組みました。映像等を用いて説明できるのもオンライントレーニングの利点だと思います。
ローリングのクラッチも最近意識して指導しているところですが、自分の腕全体に力が入るようにすることと相手と自分の間に隙間がないことがポイントです。そのためにはどうするのかを説明しながら取り組みました。
キッズレスリングでは何かを教える時、どういう背景や理由だからを説明し、まずは動き全体をイメージしてから、個々の技術を教えた方が良いと思います。例えば自分と相手の胸をあわせる「四つ組」という技術を教えると、少し誤ると四つ組ばかり意識してしまい、膠着状態が続き、相手と近すぎるがゆえにタックルに行く距離感を損なうことがあります。この場合、「四つ組」を教えるが故に、タックルが出来ない状況になってしまわないかを合わせて注意していかなければなりません。
現場で感じるケースとしては、例えば「一本背負い」や「ハイクラッチ」という技を教えると、その技自体は覚えますが、相手に対して体が横を向いてしまいがちになります。例えば「ローリング」「アンクル」を強調すると、フォール状態なのに相手を逃がしてしまうケースもよく見ています。大切なのは、1つ1つの技術をどのように使うのかをしっかり理解しなければならないということです。
決して「四つ組」が悪いのではなく、教え方、覚え方、その選手のレスリングの動きやどういう動きをイメージしているのかをしっかり理解した上で指導していくことがポイントだと思います。お疲れさまでした!
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