【インタビュー企画】三浦桂吾さん｜おとな会員

フィギュアフォークラブの選手や指導者にインタビューする企画をスタートしました！

今回は、FFCおとな会員の三浦桂吾さんをご紹介します。三浦さんは、小さい頃から体が弱く高熱が続いた影響で、耳が聞こえなくなってしまいました。しかし、デフリンピックが2025年東京開催が決定したことを機に、レスリングに挑戦する決意をしました。練習熱心な三浦さん、是非ともインタビューをご覧いただき、あたたかい応援をお願いします！

―Profile――――――――――
▶三浦桂吾さん

おとな会員

スポーツ経験

水泳、サッカー、陸上競技、ラグビー

現在の仕事

スポーツ関係の事務職

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耳が聞こえない人への理解促進と、

レスリングの魅力を伝えられるように、

2025デフリンピック東京大会を目指す！

Q.レスリングをはじめたきっかけは？

小さい頃から体が弱かったこともあり高熱が続いた　影響で、耳が聞こえなくなってしまいました。レスリングを始めたきっかけは、小学生のときにプロレスやK-1など格闘系の番組を毎日のように観てハマっていました。様々なスポーツをしてきたけれど、デフリンピックが東京に決まったのを機に、レスリングがやりたい気持ちが強くなり挑戦しようと思いました。

Q.聴覚ハンディキャップに対応する工夫は？

練習での技術練習の際、監督やコーチの指導や技術説明をしているときに内容が耳からではわからないので、スマートフォンの音声文字起こしアプリケーションを使ってテキスト化して、理解するように努めています。また、周りのチームメイトに聞いたりして、積極的にコミュニケーションをとることも大切にしています。

Q.フィギュアフォークラブの印象は？

フィギュアフォークラブは、おとな選手のみならず、幼児や小学生や中学生など幅広い年齢層の選手がレスリングに取り組んでいます。最初の印象は、おとなの選手だけでなく子供も分け隔てなく一緒に練習していたのが印象的でした。指導が丁寧でわかりやすいので、これから始めたい人にもおすすめです。子供の体力が半端ないです（笑）。

Q.レスリングの魅力を教えてください。

レスリングは一見、シンプルな競技に見えますが、闘争心むき出しになりながら、相手と体同士がぶつかり合う感じがとても楽しいです。スポーツをする上で耳が聞こえないのは不利になるのですが、レスリングの場合は視覚的に相手の動きや状況に応じて、一瞬で判断することが多いと感じます。そのため、聴者ともハンデなく一緒にやれるのがよいところだと思います。

Q.デフリンピックに向けての意気込みは？

まだ出場できるか分かりませんが、2025年のデフリンピックは初の東京開催となりました。この大会まで残り2年しかないので、集中して日々の練習に励んでまいります。また、大会を通して、少しでも耳が聞こえない人への理解の促進につなげられるように、レスリングの楽しさが伝わるように尽力していきます。怪我に気をつけて頑張りますので、応援よろしくお願いします！

Pic Up!

デフリンピック啓蒙イベントとして、レスリングのプロモーションに協力！

2023年11月、東京都聴覚障害者連盟デフリンピック推進委員会が主催した「デフリンピックムーブメント」に参加し、参加された沢山の皆さまに、レスリングの魅力を広めるようプロモーションに協力しました。レスリングの構えやルール、さらには希望者にタックル体験なども行いました。参加者から「楽しかった！」がとても印象的で嬉しかったです。

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