【コラム】「~なければならない」を「~したい」に切り替える時かも。 | フィギュアフォークラブ/FFCレスリング オフィシャルブログ

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フィギュアフォークラブ レスリング教室のBLOG。
青山・駒込・池尻を拠点に活動を展開。幼児・小学生・中学生から大人まで取り組んでます。
月謝制(前月払)、幼児4,000円/月、小学生・中学生6,000円/月、大人6,000円/月、兄弟割・親子割あり。

 

こんにちは、FFC監督の本多です。新型コロナウイルスの関係で、現在、フィギュアフォークラブは活動を中止しています。目で見る事が出来ない未曽有の状況であるため、政府や関係庁の情報を正確に入手していかなければなりませんね。

 

さて、日常生活の中に「レスリング」が当たり前のように存在していた時には感じれなかったことが、この状況で沢山感じることが出来ています。改めて、活動を通じて、選手達からのパワーやエネルギーが私の活力や原動力になっていたことを感じています。当たり前のように顔を合わせていた選手や指導者や保護者の皆さん、当たり前のように利用していた練習場、このような状況になると「当たり前」がどれだけ有難かったのかを常に感じています。

 

近日開催のほとんどの大会も中止になりました。当クラブも港区レスリング大会という700人規模の大会を主催しているため非常に共感出来ますが、苦渋の決断であったことが分かります。参加者からの期待、参加者の目標の1つとなっていることへの責任なども重々にあるでしょう。大会の経費である会場費、メダル、パンフレット等がすでにかかってしまっている所には返金等の判断も難しいことでしょう。

 

私達は、当たり前のように沢山の「しなければならない」にとらわれています。「練習しなければならない」「大会に出なければならない」など、無意識にプレッシャーとして感じています。それが現在では「できない」状況になっています。これまで当たり前のように「しなければならない」ことが「できない」、この状況で私たちは何を学んで、どう捉えれば良いのでしょうか。

 

そんなことを頭の中で数日考えていました。「しなければならない」と思うのは仕方ないと思います。自分の行動に責任を感じれば感じるほど、「これで良いのか」と客観的に自分を見てプレッシャーを与えてしまうものです。そして、それが「出来ない」状況、この考えの次のステップを用意してあげることでストレスも軽減できるのではないかと思いました。

 

その答えの1つが、「したい」に変えようというものです。この時期、様々な行動に制限がかかっています。だからこそ、これまでを見つめなおし、そして尊重し、次へのステップに挑む心の準備に切り替える時期にしていこうと思いました。

 

「練習しなければならない」を「練習したい」へ。

「試合に出なければならない」を「試合に出たい」へ

「頑張らなきゃならない」を「頑張りたい」へ。

 

また当たり前のように活動が出来るようになったら、当然サイクルで「しなければならない」気持ちになるかもしれません。そんな時に、この時期を乗り越える方法を考えて行動してみると、もしかしたら自分の中でセルフマネジメントが出来るのかもしれません。どうせならポジティブに捉えていきたいですね。もうしばらくの我慢、再開したら思う存分、レスリングを楽しみましょう。