【活動報告】191027 FFCレスリング 日曜@青山クラス | フィギュアフォークラブ/FFCレスリング オフィシャルブログ

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青山・駒込・池尻を拠点に活動を展開。幼児・小学生・中学生から大人まで取り組んでます。
月謝制(前月払)、幼児4,000円/月、小学生・中学生6,000円/月、大人6,000円/月、兄弟割・親子割あり。

 

2019年10月27日()、FFC青山クラスを開催しました。

本日は、高田道場さん、ポゴナクラブさんが練習に来てくださいました。沢山のクラブが集まると、より実践の練習が出来ます。本当に有難うございました。しかしながら、他クラブの選手に指導するのは毎度ですが緊張します。もちろん怪我をしないか、させないかは念頭にありますが、1人1人の技術進捗度や目標が違う中で、かつ教えてきたプロセスが違う中なので、よーく観察して指導していく必要があります。

 

出来ない事を出来ないのと、出来るのを出来ないのを指摘するのは大きく違います。また、出来るのにやって失敗するのと、出来るのにやらないのとも大きく違います。「出来ていない」でも0%か100%ではなく、30%なのか70%なのか95%なのかも違います。ではいつどこに原因があるのかをしっかり指導するのも指導者の役割です。ここを理解した上で指導しなければ指導成果にはつながりません。逆に言えば、出来ないのにできたのと、出来るから出来たのも違います。なんだか複雑になっていきましたね(笑)。

 

今日の練習でのキーワードも、「プレッシャー」「一度に動く時間」「目標設定」としました。やはりプレッシャーをかけれる選手は強いです。タックルのディフェンス技術を学ぶことも大切ですが、そもそもプレッシャーが強いためにタックルに入らせません。家で例えると、玄関や窓などを侵入できないような強固なセキュリティにしておけば、金庫に貴重品を仕舞わなくても大丈夫ですよね。ん?少し例えば違いましたか。。

 

「一度に動く時間」にも目を向けていました。最近キッズレスリングでも多い「小手(コテ)」が多いと感じました。「小手」は下手に受けると大怪我の原因にもなりますので、いわゆるキープした状態にするのも1つの方法論です。しかし、「小手」に頼り過ぎると技術展開がストップしてしまいます。これを繰り返すと、一度に動く時間も短くなり、膠着するため身体が自然とストップするようになってしまうケースが多くなると思われます。基本的に一度に動いてほしい時間とは、構え➡組手➡タックル➡ローリング(またはフォール)までの一連の動きであり、タックル➡ローリングのコンビネーションが出来ると連続ポイントにつながり、試合展開を優位に進めることが出来ます。

 

私の考えるレスリングの練習は、すぐに出来なくても良いですし、負けても良いですし、格好悪くても失敗しても全く気にしないでほしいです。けど悔しい、上手くなりたい、強くなりたいと選手本人が思うように、または我々指導者や大人が思える環境を築いていくべきだと思います。やはり自分がしたいレスリングをしなければ楽しくないですし、楽しいから継続しますよね!みんなでこの環境をさらに良いものに築いていきましょう!!