【活動報告】FFC CAMP 2019、2日目(4/29) | フィギュアフォークラブ/FFCレスリング オフィシャルブログ

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FFC CAMP2019、2日目が終了いたしました。

朝はランニングで代々木公園から原宿・竹下通りを通り(もちろん徒歩で)、某有名なオバケトンネル(笑)を通り、2020東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場である新国立競技場を通り、新緑の神宮外苑を通って青山まで約4~5kmを走りました。

 


マット練習は2回、午前は9:30~12:15、午後は13:45~16:30、いずれもハードな練習となりました。練習前に「今日の練習は厳しいものになる。練習メニューが厳しいのではなく、さらに個々で高めあうからこそさらに厳しく感じる。けど、信頼関係が成り立つ上での厳しさはお互い理解しあいながら切磋琢磨できる。みんなが意識高く持ち、さらに高めあうように」と伝えました。そこに、今日は腕・肩を中心とした補強トレーニングを入れました。疲労がたまってくる頃でしょうが、みんな声を出し合い、最後まで頑張ってくれました。

 

宿泊ホテルに戻り、入浴と食事をとり、持ってきた各自の勉強教材をもとに自習を行いました。かなり集中した勉強時間でびっくり、最初は疲れてて眠くて集中力はどうかなとも思っていましたが、黙々と勉強する子供たちに驚いてしまいました。勉強後、「みんな勉強できた?」と聞いたら「いつもより集中してできました!」とほとんどの子が手を挙げてくれました。達成成果を見ているわけではないので何とも言えませんが、「集団性」を生かした目標達成意思、いわゆる「この集団だったら上手くいく!成功する!」といったマインドが共有できていることも確認できました。

 

その後のオリエンテーションでは、グループワークを行いました。ブレーンストーミングという部屋ごとにグループになり、1つの課題について「結論」を導く方式を取り入れました。テーマは「この合宿を自分たちの成長にどういかすか」です。小学1年から中学生までの年齢差のあるグループみんなで考えるってとても大切かと思います。思案時間は短かったですが、みんな驚くほど意見がたくさん出ました。決して否定することはなしというルールで、誰かの意見をさらに肉付けさせ、良い意見を言ったら「イイね!」ということもルールにしました。あちらこちらで「イイね!」が連発でした(笑)。ただ言いたかった子もいたかもしれませんが(笑)

 

4つの班に分かれて実施し、それぞれ発表してもらいました。

 

●R班

「僕たちの班は集団行動を考えました。集団行動は大人になっても大事だと思いました。そして友情関係では、独りぼっちやイジメられている人がいるのは嫌だから良い意見だと思いました。そして僕たちは練習中に監督に注意されていることが多いので、この合宿では自分たちで注意できるようにして、自立できるようにしておきたいと思いました。」

 

●S班

「一番多かった意見では、友情やコミュニケーションに関係する意見でした。これは集団行動にとって一番といってよいほど大切だと思います。ほかにはリーダーから見た意見、リーダーに従う意見などもありました。この意見に関しては、年上や年下、先輩後輩は関係ないといいますが、年下は年上の言うことを聞いて、年上は年下の見本となるようにという思いが意見に込められていると思います。また、集中する、話を聞く、いじめをしないなどの常識的な意見もありました。これは毎回練習で言われていますが、この合宿でも中には足りない人もいるので、守ってほしいです。この中で僕が一番心の中で思ったのは、”この合宿が終わってしっかり振り替えられるように”とありました。この合宿が終わって家族に戻るときに”合宿楽しかった”とか”合宿でこんなことがあったんだよ”とか話してもらうととても嬉しいなと思います。このディスカッションの意味をしっかり理解し、のこり2日の行動にしっかり生かしてほしいと思いました。」

 

●T班

「僕たちの班で出た意見は、チームワーク力についてが一番多かったです。それは高学年が低学年を大切にし、いじめなどをなくしたり、違うチームも同じチームの一員として大切にし、みんなをチームの一員とすることです。それはこの後の練習にもつなげると思います。その次にはきつい練習にもあきらめずに立ち向かうみんなの強い気持ちを私生活に生かし、もっと良い方向に伸ばし、将来の夢につなげることです。」

 

●K班

「私たちの班では当たり前のことは当たり前にやるということが一番多く出ました。例えば挨拶をしたり、感謝の気持ちを忘れなかったり、整理整頓をしたり、人の話をしっかり聞き、あとお風呂でバタ足をしちゃいけないということがありました。これはレスリングを続けても続けなくても生かせることなので、この合宿をふまえて生かせたらと思いました。それでハッピーに生きたり、楽しむことの大切さを知れたので、今後に生かしたいと思いました。けど、やる時はしっかりやったり、チームワークを深めたり、団結力を高めたりすることも大切だと思いました。」

 

上記は小中学生たちの意見です。それぞれの発表を聞いて、本当にうれしくなりました。みんながしっかり合宿に取り組み、レスリングを通じた学びをしっかり生かせるようにサポートしていけるよう努めていきたいと思います。まだまだ折り返し地点ですが、非常にたくさんの成長を感じています。ここで奢らず、気を引き締めて後半を頑張りたいと思います。