2016年10月23日(日)、大阪府吹田市にて開催された押立杯 関西少年少女レスリング選手権大会に、フィギュアフォークラブから京介と勇仁の２名が出場いたしました。２人とも全国チャンピオン選手が多数エントリーしている厳しいトーナメントでしたが、京介が優勝、勇仁が準優勝に輝きました。
勇仁は、２回戦に全国チャンピオンと対戦し、僅差の厳しい闘いになりましたが見事勝利をおさめることができました。続く決勝でも全国チャンピオンと対戦し、0-1とまたもや厳しい闘いの末、惜敗しましたが得るものが沢山ある大会になりました。
京介も同じく厳しいトーナメントでした。決して安心できるスコアではなかったですが、順当に勝ち上がっていきました。迎えた決勝は、4ヶ月前の吹田大会で圧倒的な試合展開でテクニカルフォール負けを喫しており、７月には京介の１つ上の全国チャンピオンになった選手でした。しかし激闘の上、勝つことが出来ました。しかも人生初優勝でした。埼玉に住む京介、平日も遠くから池尻練習まで通い、虎の穴クラスでも涙をこらえながら一生懸命努力していました。素晴らしい成果、本当におめでとうございました。
今回の遠征大会は、指導者不在となり、子供と親御さんでの参加となりました。しかも、通常は沢山のチームメイトと共に出場するのですが、今回は２人のみ、私としても少し悩みました。試合とは日頃の成果を試す場でもあり、また次の練習につなげるための課題を見つける場でもあります。結果に一喜一憂するのではなく、結果から過去をさかのぼって、自分の取り組みに良し悪しをしっかり判別し、また次の目標に向かって頑張ってほしいと思います。
最後に、大会を主催いただきました吹田市民レスリング教室の皆様、大会関係者の皆様、そしてウォーミングアップ等にご協力いただきました一志ジュニアさん、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。