結局海外の放送を見続け、終わったのが5時。
5時25分からの「めざましてれび」を待ち、
高橋の映像をちょっとだけ見て眠る。
会社のWinで男子FSの動画を見るが、
うーん。やっぱりなんとなくしっくりしない。

PCで見た放送では、ジャンプ前になると映像が停止し、
その数秒後に音声だけが復活するので、
観客の反応を聞いて、「これはジャンプ成功したかな?」とか
想像する、不思議な観戦となった。
ということで、きちんとした演技をあまり見ていない状態なのだが。

さて・・・
なによりも、プルシェンコの棄権に驚いた。
五輪枠のため、地元大会のため、必ず出るのかと思っていた。
SPでの、久しぶりのビールマンスピンを見て、
その心意気に胸打たれた。
4回転でするっと転倒しても、
やはりプルシェンコはプルシェンコだなあ、と。
股関節や腰、膝に負傷を抱えているようだが、
それでも、攻めるスケート。
だからこそ、3位で迎えるFSで、
彼がどんな「ゴッド・ファーザー」を見せるのか、
とてもわくわく待っていた。
SP棄権の報を聞き、驚いて母親に電話すると
「プル、かわいそう・・・」とぽつっと言った。

<FSだけの順位>
1.ランビエール
2.バトル
3.サンデュ
4.ライサチェク
5.ヴァンデルペレン
6.ウィアー
7.李
8.ダンビエ
9.ゲーブル
10.リンデマン
11.ディネフ
12.張
13.ジュベール

<FSのTESだけの順位>
1.ヴァンデルペレン
2.ゲーブル
3.張
4.ランビエール

<FSのPCSだけの順位>
1.ランビエール
2.バトル
3.サンデュ
4.ウィアー
5.ジュベール

ランビエールの演技はほとんど見ていないのだが、
4回転を2度跳んでいてスピンも得意、
さらに減点がないことから転倒していないようなのに、
TESが4位なのはなぜだろう。

また、バトルは2つ減点がある。
もしも2つともジャンプの転倒だとすると、
それでトランジッションが7.50と高いのも不思議。

http://www.isufs.org/results/wc2005/CAT001RS.HTM
こうして最終結果を見てみると、
旧採点方式ではありえなかった順位の変動が目につく。

たとえば・・・
総合6位のジュベールは、予選2位、SP2位、FS13位。
旧採点だったら、総合10位くらいだったかもしれない。
逆に、総合12位のリンデマンは、予選2位、SP23位、FS10位。
旧採点では・・・何位になるだろう?
っていうか、旧採点では、予選2位の選手がSP23位になることも、
SP23位の人がFS10位にジャッジされることも稀だったかも。
(つづく)