【北京時事】中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙、環球時報は13日までに、山東省の農村で軟禁されている人権活動家、陳光誠氏に関し、「地元当局は外部に十分な情報を提供すべきだ」とする論評を掲載した。当局が敵視してきた陳氏について、党・政府系メディアが公式に報道すること自体異例であり、インターネット上で盛り上がる陳氏支援の活動を後押ししている。
 陳氏は、一人っ子政策推進のために地元当局が中絶を強制している実態などを告発。2006年に懲役4年3月の有罪判決を受けた。昨年9月に出所したが、その後も自宅で厳しい監視下に置かれ、暴力を受けたとされる。
 今月5日には盲目の陳氏を支援するため、「網民(ネット利用者)」らが陳氏の住む村に結集しようと計画。約20人が一時拘束された。
 論評は「外部の人々は陳光誠事件の処理過程で厳格な法律や人権面の基準が無視されたと疑っているが、それは根拠がある」と当局を批判。「陳光誠の思想や意識は農村の環境では(進歩的で)飛び抜けている。彼は違法だと思ったことには妥協せず、周りと衝突を生んだのも必然の結果だ」と柔軟な論調を展開した。 


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