最近、職場でのことを、「看護」って書けなかった。
そのくらい私は薄っぺらい、酷い、冷たい、仕事をしている。
3つ上の仕事が早くてモニターも読めて知識のある先輩がいる。
1年目2年目を怒り飛ばしてる。
モニターも読めずに看護するな!情報収集すらできてない!って。
1年目の子は、その日、ずっと、ずっと、ナースステーションで泣きそうになりながらモニターを見ていた。
患者さんを見ずに。

「めんどくさい患者。指示を出さない医者。割に合わない。もっとやりがいのあることか、給料がもらえることがしたい。あそこの病院は楽だけどやりがいはなさそうだけど給料いいから転職してもいいな、辞めたい」
って。

凄くその気持ちは分かる。

でも、楽な職場なんてぜっっったいにない。内科馬鹿にするな。慢性期馬鹿にするな。お前にはぜっっったいに務まらん、救急バカめ。
モニターが読めるのも患者さんの急変を発見するのに大事だけど。
救急が至高なのか?さもそういう口ぶりだけど。
先輩の仕事は手伝うのに私のは手伝ってくれなかった。
患者さんに迷惑がかかるからさ。
ナースコールあっても、ずっと休憩室でケータイみてんの。
ありえない。休憩時間じゃないのに。

その人、二言目には

「ちゃんと見てないとあたしらが訴えられるんで!」

この人とは看護感が違う。

看護師はミニドクターじゃない。
早く辞めたいならやめてしまえ。


私も忙しさに染められる。
結局のところ看護師不足と無理な救急受け入れの歪みだ。
この病院嫌い。
私はこんな仕事をするために、こんな人たちと働くために看護師続けたんじゃない。

もちろん、看護感の近い人もたくさんたくさんいるけど。
悲しい。

こんなことをするために私は無理しているの?