いずれは急性期病棟から離れようと思う。
今の場所に来て、私は急性期や救急でパッパッと仕事をしたいタイプではないとわかった。
今まで漠然と超急性期に対して憧れがあったけど、やってみて分かったから、よかった。
悔いなし。
私は慢性期で患者さん個別に看護プランを考える、受け持ち看護師としての仕事が好きだった。
急性期はある程度仕事がルーチン化してくる。
慢性期は看護師の数だけ看護がある。
看護師によっては、慢性期の仕事は日常生活介助以外に全く何もなくなる。
前の病棟では、慢性期の看護介入を何もしない(見えないから、できない)看護師が多くて、それで「ここの仕事は楽」と言っている人が多かった。
でも、私はぜんぜん楽じゃなかった。
急性期に来ても、前の病棟の仕事を楽じゃなかったと思うのだから、私はちゃんと「慢性期の看護介入」が出来ていたんだわ、と自信になる。
なにひとつ無駄なことなんてないんだ。