オーストリアで娘を24年間監禁し子ども7人を産ませた男逮捕! | ★El Libro Libre de connie★

オーストリアで娘を24年間監禁し子ども7人を産ませた男逮捕!

オーストリアの警察当局は27日、自分の娘を24年間自宅の地下室へ監禁し、性的暴行を加え7人の子どもを産ませてとしてJosef Fritzl容疑者(73)を逮捕した。

 同容疑者の娘(42)は1984年8月28日、東部アムシュテッテン(Amstetten)近郊の自宅で、麻酔で眠らされた後、手錠をかけられ地下室に閉じこめられた。

 娘は失踪(しっそう)者として認定され、国際刑事警察機構(Interpol、ICPO)による捜査も開始された。両親に対し、捜索を中止するよう求める手紙が届いたことから、地元当局はある宗教団体に拘束されていると結論づけていた。

 被害者は、父親から繰り返し暴行を受け、7人の子どもが誕生した。うち双子の1人が誕生直後に死亡し、遺体はその後、焼却されたとみられている。現在、被害者と生存している6人の子どものDNA鑑定が行われている。

 生存している6人は5-20歳で、少年3人、少女3人。このうち、Josef容疑者は少年2人と少女1人を正式に養子に迎えている。

 事件が明るみに出たのは、娘の1人(19)が今月半ばに重体で病院に搬送されたことがきっかけとなった。

 被害者は捜査当局に対し、母親は、被害者が監禁される約7年前の11歳のときから、父親に性的暴行を受けていたことを全く知らないと話しているという。

 国営オーストリア放送会社(ORF)によると、被害者と子ども5人は現在入院中で、心理学の専門チームが治療を行っているという。また被害者は精神的に衰弱しており、著しく情緒不安定だという。

 オーストリアで、親や大人によって子どもが監禁される事件は、この数年で3件目。

同じような事件に巻き込まれている女性のインタビュー。

1998年にウィーンの路上で誘拐され、8年間監禁されたのち8月24日に保護されたナターシャ・カンプシュ(Natascha Kampusch)さん(18)が、6日付けの週刊誌「ニュースマガジン(News magazine)」のインタビューに応じた。この中で、地下室に捕らわれていた8年間は常に逃亡することに目を向け、自由になることを夢見て、一度たりともあきらめなかったと述べている。

カンプシュさんは、同誌および6日夜に放映されたオーストリアのORFテレビで、落ち着いた様子でインタビューに応じた。彼女を誘拐・監禁し、彼女が逃亡した8月23日夜にウィーンで列車に飛び込んで自殺した通信技術者のWolfgang Priklopil(44)については、「斧があったら首をはねてやるのに、と思っていた」と同誌に語った。
「私は、『閉じ込められる』ために生きているのではない。自分の人生を台無しにするために生まれてきたのではない」と思い続けていたという。

■脱走の一部始終を語る

 カンプシュさんの取材には、外国からも報道陣50人が詰めかけた。彼女は、インタビュアーに対し、「私は自由を心から愛しています」と切り出してから、脱走の一部始終を語り始めた。
「逃げるタイミングをいつも見計らっていた。しかし、失敗は許されなかった。失敗は、『地下牢から二度と出られない』ことを意味していたから」

 カンプシュさんは、家の掃除のために地下室から出された際、電話がかかってきて犯人が油断したすきに逃げたという。

「彼が電話に出た時、とっさに逃げようと思い、走って外に出ました。無我夢中で近くの家の庭に駆け込んだ。電話をかしてと言っても携帯を持っている人はおらず、肩をすくめるだけ。そこで、フェンスを飛び越えて別の家の庭に駆け込んだのです。やがて、窓が開いている家があったので駆け寄り、台所にいた女性に『警察に電話してください』と頼みました」

 テレビに出演したカンプシュさんは、ジーンズに紫のシャツ、頭にはピンクと紫のスカーフを巻いて、リラックスした様子。時折笑顔を見せ、ジョークさえ交えながらインタビューに応じた。しかしカゼを引いているために声はしわがれており、時折、スタジオの照明に対してまぶしそうに目をつぶった。

「写真撮影の時と同じように、(テレビの収録の際にも)笑顔を作ろうと努力したのです。私の顔を憶えてもらえるように」

■「犯人は誇大妄想が激しく、疑い深かった」

 彼女は、犯人が「脱出に手をかした者には危害を加える」と脅していたため、誰かに助けを求めたことは一度もなかったという。

「彼は、誇大妄想が激しく、疑い深かった。私が読んだ新聞にはあとで必ず目を通した。私が手にしたものは何もかもチェックした。私が(助けを求める)メッセージを記入していないかを執拗に確認していたのです」

 彼女の誕生日、そしてイースターとクリスマスには、2人でお祝いをしたという。そんな時、犯人はプレゼントをくれたと言う。

「彼は、私に『償い』をしなければと思っていたようです。彼はかんしゃく持ちでしたが、本人はそれを抑えようと必死でした」

■死人を批判したくない

 カンプシュさんは、インタビューの前に、「犯人とは親密な間柄だったか」等の個人的な質問には一切答えないと念を押していた。また、ニュースマガジンに対しては、犯人についてはあまり語りたくないという意向を示した。

「彼はもう自分を弁護することができませんから。死人を批判するなんて、あまり関心できません。彼の母親も聞いていますしね」

 カンプシュさんは現在、2つの女性支援プロジェクトを計画していると言う。拉致されて拷問や性的暴行を受けた女性たちを支援するもので、1つはメキシコ、もう1つはアフリカを対象としたプロジェクトだという。

「私は、自分の経験から、飢えがどんなものかを知っています。だからアフリカで飢えに苦しんでいる人々を助けたい。そして、私と同じ苦しみを味わった人々を助けてあげたいのです」カンプシュさんは、きっぱりと語った。

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信じられますか?

本当にあった事件です・・・。

人間って本当怖いですね。




じゃあne。



connieエルモ