最後の生理
子宮を摘出したので、今は生理が無くなりました。これは、私のような更年期を迎える年代で、出産を望まない(望めない)者にとっては、子宮摘出のメリットでしかありません。とても快適に暮らしています。私は趣味が旅行で、割とあちこちと出かけるのですが、気になるのは、生理のことでした。温泉旅行とかに被ったら、もうガッカリ。立てなくなるくらいの頭痛や腹痛に見舞われる友人がいて、旅行と重なると、結局動けなくなるので行けないって、キャンセルしたりしてたのを見てましたが、私はそういうのは無かったものの、普段過ごす場所ではない場所でのトイレのことや、公共のお風呂のことはやっぱり気がかりです。入浴については、水圧で経血が出にくいから、生理中であっても基本問題ないといいますが、家でお風呂に入るときとか、経血が流れてきたりで、ちょっと失敗しちゃって、お風呂場を汚したりすることはあることで。なので、私はマナー的なこと重視で、生理中に公共のお風呂は利用しないようにしているので、旅行と被っちゃうと、楽しさが半減してしまいます・・・それに、私自身、生理の「処理」は結構、下手だったように思います。仕事をしていて、トイレにうまく行けないこともあったりで、経血を漏らしてしまうこともあったので、吸水のできるサニタリーショーツにナプキンや、タンポン等で二重に対応していました。最後の方は、病気のせいもあって、「ドラマの事故現場か??」ってくらい出血量は多かったし。生理通にはそんなに悩まされてはいませんでしたが、でもやっぱり生理って面倒だし、お金もかかるし、大変。それが無くなったのは、本当に快適だし助かります。でも最後の生理の時は、少し寂しい気持ちでしたね。「あー、これで終わりかー」という感じ。最後の生理は、手術前の2週間くらい前に始まったので、スケジュール的に、本当に最後って感じのときにやってきたうえに、手術間近ということもあって、少しナーバスになっていたので、余計に、「最後だな」っていう晩秋の思いでした。更年期を迎える年代の私としては、生理って、正直、もう必要なくて、普段から主人に、「早く、生理が終わればいいのにー」ってよく愚痴をこぼしていたんですが、こんな形で実現することになるとは思ってもみなくって。摘出してから時間が随分と経過した今も、よく言ってたよねーっ、なんか不思議だねーって、話題にあがったりします。本来、一般的には更年期の年齢になって、紆余曲折あって、1年くらい生理が無くなって、「あれ?そういえば、生理が来てない」と気づいたら、ハイ、閉経!ってなると言います。「あれが最後の生理だったんだー」ではなく、「これが最後です!」って、最後の生理を認識しながら、生理人生が終わったのは、なんだか感慨深いなと思う今日この頃。結局、私の子宮は、授かりものとはいえ、子どもを産めなかったので、その機能を果たすことなく摘出してしまったので、それについては少し後悔するところではあるんですけど。ともかく、私の子宮は親孝行ならぬ、「体孝行」な子宮で、私にとっては、とっても楽な生理人生を送らせてもらいました。病気になって、手術で摘出っていう、大変な「エンディング」でさよならしちゃたけど、子宮には感謝です。本当に、ありがとー!