文部科学省が先日

10兆円規模の大学ファンドによる

支援対象として

東京科学大学が認定基準を満たしたと

発表しました


2025年度内に正式に認定し

百数十億円を助成する見込みとなりました


また京都大学は

国際卓越研究大学の認定候補となりました


さてこの発表を受けて

今年の大学入試志願者数に

変動はあるのでしょうか

気になりますね


国際卓越研究大学とは


世界トップレベルの研究を行い

その成果を社会や経済に還元できる大学として

国が認定する制度です

選定された大学は長期的な資金支援を受け

世界最高水準の研究環境と人材育成を目指します


2024年12月

東北大学が第一号として認定されています


国際卓越研究大学に認定されると

学生が得られるメリットとして


◎最先端の研究施設や設備を利用できる

◎世界中から集まるトップレベルの研究者や

 多様な背景を持つ学生と交流できる

◎グローバルな視点と共創力を育む

 教育を受けられる


などがあげられます

そして圧倒的な経済支援も得られます


認定大学では

博士課程の学生に対し平均180万〜240万円程度がリサーチ・アシスタント(RA)の給与として支給される計画です

東京科学大学では、年間平均540万円を支給(60万円程度の授業料免除相当分含む)します

さらには

特に優秀な業績を挙げている学生に対して(全博士課程学生の1%程度)には

年間最大1,000万円を与えるという破格の待遇を用意する計画です



駿台予備校による

2024年度の東北大学入試状況分析によると


大学全体では「国際卓越研究大学」の唯一の

認定候補になった効果と

志願者数が2年連続減少だった反動から

456人増加しています

翌年2025年度入試も志願者数増加しています


東進の分析でも

国際卓越研究大学に認定されたことによる

注目度の上昇が影響している可能性がある

となっています


さて今回

新たに国際卓越研究大学に認定されると

発表された

東京科学大学


認定候補となっている

京都大学


志願者数の増加はあるのでしょうか


東京科学大学は

2025年度

東京工業大学と東京医科歯科大学の合併に伴い

定員数が減少したため

前年度より308名減少しました


京都大学の志願者数は4年連続で増加

2025年度は過去10年で最多となりました

東京大学の第一段階選抜が厳しくなり

東大を回避した人が京大へ流れてきた

可能性もあります


今年はノーベル賞受賞者も話題になり

ますます人気が高まっているのでは

ないでしょうか


一方で

東京大学は

国際卓越研究大学

第2回の公募に申請していましたが

医学部教員が収賄容疑で逮捕されるなど

不祥事が相次ぎ

審査を最長1年継続

ガバナンスに関わる新たな不祥事が発生した場合

審査が打ち切られます


他に2回目の公募に応じていた

大阪大学

早稲田大学

九州大学

筑波大学

名古屋大学

は選ばれませんでした



そして気になるのが

国際卓越研究大学に認定された大学が

どのような学生を受け入れようとしているのか


国際卓越研究大学は志の高い生徒を採る「総合型選抜」を強化する傾向にあります

特に東北大学はすべての選抜試験を総合型選抜に移行することを宣言し大きな衝撃を与えています

また東京科学大学は国内外一体総合型選抜を開始(全学共通で100名程度)することを計画しています


上記以外の大学でも

総合型選抜の割合は年々増加しています

ますます大学入試が変わっていくのを感じます




2026年度国立大学入試の出願状況は

1月28日から

河合塾が提供する大学入試情報サイト

Kei-Net

で掲載予定です