6月10日は
時の記念日
時間を大切にして
時間を正しく守ること
671年に
天智天皇が水時計で初めて時を知らせた日
1920年に
東京天文台と生活改善同盟会が
制定したそうです
時間が大切である
と言うことを
日本に広めるために作られた日です
普段はあまり
時間は大切だなあと
思いながら過ごすことはないですが
この日は
この本を読みたくなります
子どもたちも
大好きな本
ミヒャエル・エンデ
『モモ』
時間どろぼうと
ぬすまれた時間を
人間にとりかえしてくれた
女の子の不思議な物語
この物語に出てくる人々は
良い暮らしのためと信じて
必死で時間を倹約し
追い立てられるように
せかせかと生きています
子どもたちも
遊びをうばわれ
将来のためになる勉強を
強制されます
タイパ重視や
学歴社会の現代も
同じですよね
『モモ』は1973年に発行されましたが
読んでいくと
これは昔の話ではなく
現代に生きる私たちの話だと感じます
物語の中で
突然現れた灰色の男たちに
奪われた「時間」
不思議な力を持つ
少女モモが
「時間」を取り返そうと
奮闘します
児童書なので
ファンタジーとして
ワクワク楽しめるお話ですが
毎日を忙しく生きている
大人が読んでも
とても考えさせられる話だと思います
我が家では
子どもが小学生の時に
大人も子どもも一緒に読んで
「時間」って何で大切なんだろう?
本当の豊かさ楽しさって何かな?
親子でいろいろ話をした
思い出があります
子どもたち
覚えてくれているかな
私もそうですが
時間に余裕がない
毎日があっという間に過ぎていく
気がついたら1日終わってしまった
そんな大人にも
ぜひ読んで欲しい本です
今年は
『モモ』が日本語に翻訳されてから
50年を迎えます
半世紀にわたって読み継がれた
『モモ』
岩波少年文庫版に
特別なダブルカバーが販売されています
素敵ですね
ハードカバーの単行本も
飾っておけるくらい素敵ですが
特別なカバーの文庫版も欲しくなります
ネットでは通常版の文庫しか
販売はしていないみたいです
『モモ』
自分の時間を見直すきっかけに
おすすめです
‘人間には時間を感じとるために
心というものがある’
(『モモ』本文より)
心を亡くすと書いて
忙しい
書いて字の通りですね

