こんにちは。
昨日は休日と言う事で就労ビザ更新のための健康診断に行ってきました。
まずは前日に写真を準備します。
写真はシンセンの南山区では一か所の写真店のみしか認められていません。
南山のホリデーインホテルの裏手に有る写真屋さんです。
外国人証明証の発行が必要なのですが、
それが今まで何処でも良かった物が去年からこのお店か庁舎の中でしか取得出来なくなりました。
幸い私は家の下にその写真屋が有るので何時も仕事帰りに済ましてしまいます。
そこで外国人証明の用紙と写真撮影を行います。
写真のバックの色は青色指定です。
次に店内のコピー機又は個別で準備した機材でパスポートの自分の顔写真のページのコピーを取ります。
これはこの後(健康診断書と一緒に政府に提出する書類の一部。)の手続きで必要になります。
これらを準備したら健康診断に向かいます。
病院は各ビザ発行地域に寄って指定されていますが、
私は福田の病院です。
病院では外国人専用用紙に必要事項を記入します。(パスポートの提示も求められます。)
その後健康診断のチェックインを済まし会計を行います。
引き換えとして領収書と健康診断用紙を貰い、
各診察毎の医師にサインを貰うシステムです。
会計が済んだら健康診断開始。
今年から歯科検診が無くなっていました。
健康診断自体は相当適当なもので、
総合的に20分で合計10個近い診療科目終了。
レントゲンや心電図も全部10秒程度で終わります。
後は検尿出して終わりです。
(検尿はお茶を入れて提出しても健康だと診断結果が出る程度のものです)
トータル使用時間は診療開始までの待ち時間を抜いて、
資料記入から診察終了まで40分程度です。
全ての診察は悪までも10秒以内で終了します。
後は、この集金目的としか思えない健康診断結果の用紙を院内指定カウンターに提出し、
診断書の引き取り日の記入された引き換え用紙を貰います。
この際、自分の名前と赤文字での病院等からの署名が入っているかを確認。
どちらかが無かったり間違ったりしていると診断書を受け取り出来ないかもしれません。
後日健康診断書を引き取りに行きます。
郵送を以前頼みましたが、
郵便物がどこかへ行ってしまい大変な事になりました。
皆責任逃れのために知らないしか言わないので、
辺りの郵便局を探し歩いて要約見つける事が出来ました。
引き取りまで通常一週間程度ですが、
郵送にすると健康診断1つだけに手間暇+1ヵ月もかかりました。
取りに行った方が相当マシです。
後は必要資料を作成して政府施設に提出しに行って終了。
パスポートを預けて作成が終わり次第引き取りに行きます。
初期取得の場合は面接が有ります。
私は初めて中国に留学しに来た時に日本でビザを取って来ました。
保険の効かない健康診断等含め7万円程かかりました。
そして中国に来てビザの最終手続きをするのですが、
却下されました。
大阪の領事館なんて知らないとか言われてまた1からやり直しです。
7万円も捨てたようなものです。
必ずバックで政府の担当者にお金が入る様になっているので、
指定病院等の専属施設以外から得たものは信用出来ないと言い訳され却下されます。
大阪の領事館へ何度も通ったのも意味が有りませんでした。
中国政府が認めてもシンセンはそのようなビザは認めませんとの事でした。
まるで中国政府とは別で市町村単位で独立しているかのようないい方でした。
正に言うとおりなのは今となっては解りますが(笑)
当時同行していた中国人通訳も唖然としていました。
なので、シンセンに来る方はビザなんて取ってきても全く意味が有りません。
この地域は、シンセンにお金を落とした人だけにビザを与えます。
その頃調度韓国人がつまはじきにされていた時期でしたので、
一人の韓国寺院女性が正当な手段で面接まで何とかこぎつけている所に出くわしましたが、
面接官がそんな約束知らないと言って帰らせようとしていました。
彼女は予約の控えも有り約束時間も明確であり証明するものも保持していました。
一緒に居た中国人通訳があまりにもひどかったので抗議してその韓国人も一緒に面接を受けるように私が手配させました。
調度通訳も韓国人も女性だったので、
面接の間は韓国語も出来る通訳(ウチの現社員)に通訳させて、
間に中国人を挟んでワンクッション置いて要約韓国人女性に面接を受けさせる事が出来ました。
理不尽が大嫌いな私はその間も抗議しながら小一時間粘りました。
同じ外国人同士力を合わせないと。
中国でのビザ取得はいつもこの様な感じです。
担当者に寄って手続きの方法も変わりますし用急される必要資料も変わります。
態々一度日本に帰国して役場で証明書を発行して貰って申請し直してぼったくられて終わった事も有りました。
正直実際に中国に来て、
日本人のビザ取得を熟知する人が対応しないと1ヵ月は軽くかかります。
日本人だけは15日と言う短期間のみの滞在しか許されませんので、
その間は国境付近に住み香港と中国を15日おきに出たり入ったりする必要が有ります。
それも最近ではビザを持っていない場合処罰対象に入って来ました。
妻がこの方法で出入りしているので少し不安です。
妻も以前にしっかりビザを取得したのですが、
意味が有りませんでした。
扶養家族用の長期ビザを取得しましたが、
そのビザの滞在条件は20日に一回は国外に出る事。
そして、2回のみの出国に限る。
全然長期じゃないです。
何処が1年以上のビザなのか…。
しかもこれは不法滞在としてしょっ引かれて警告を受けてから知った事実です。
まさかでした。
妻はそのビザを取得して安心していたのですが、
20日以内に出国しないといけないなんて聞いていないしビザにも書いていない状態でしたので、
一度不法滞在者として連行されました。
それ以来妻のビザは取っていません。
とっても意味が有りませんので。
何百元もかけてビザを取得してもビザ未取得と一切何も変わらないからです。
どんどん日本人が住みにくい環境が出来あがってきています。
今は新規ビザすら取得出来ない状況です。
これも政府の気分次第で申請を受け付ける時や受け付けない時が存在します。
受付をしてもらえないので出入国を繰り返しているとビザが無い為、
運が悪いとしょっ引かれます。
そしてビザ未取得の不法滞在者として罰金&警告又は逮捕して国外追放や身柄拘束。
ビザを取るのにも大金はたいて取得して一カ月弱で終わり。
また一から採血等の健康診断を受けてビザの取り直しです。
あんなに毎月レントゲンばかり取っていたら被爆しそうです。
さすがにこの現状は日本側のビザ取得代行は一切知らないはずです。
問い合わせしても今は出来ませんや今なら出来ますと言った単純な返答しか帰ってきません。
中国側からは、まるで日本人来るなと言われているかの様な対応です。
そこまで必死でビザ取って滞在していても、
外国人に話を聞いていると国に寄って滞在期間は異なるものの、
ビザが無くても皆1カ月や3ヵ月や半年等滞在が認められているとの事でした。
日本人悲惨だね…としか言われなかったです。
同情するなら権利をくれ!…とどこかの安達さんのように権利を主張したくなります。
これが現状です。
中々現状を知らずに日本で旅行会社に代行頼んだりしてこちらへ来ている方が連行されているようです。
不法滞在者の一斉検挙もこの辺りでも行われていますが、
毎年結構な数の日本人が捕まっている様です。
本当は15日間は滞在する許可は入国した時点で持っていますし、
ちゃんと毎回出入国の時に審査官が審査して入国を認めているのですが、
何故かビザを持たないと国が認めていない滞在者と言う事で捕まる様です。
それならイミグレ要らないじゃん…と思ってしまいますがそれはまた別だそうです。
実際に私の周りの人も結構捕まっておられます。
勿論昔はガサ入れも有ったようです。
密告に寄り、
突然外国人の家に警官隊が来て、
ビザの提示やパスポートの提示を求められる事が日常的に有ったようです。
勿論密告制度が残る中国ですから密告される訳です。
国家反逆罪や国家転覆罪等で留置場行きの人も出てくる訳です。
何とも言い難い現状ですが、
やはりここは外国です。
日本の常識は非常識だと思って調度いいと思います。
時には仕事を優先し、
裏でお金掴ませて手続きを速く済ましたりすることも必要です。
何でも金を積まないと話が進まないし身も守れないのが中国だと私は実感しています。
通常だと書類一枚にハンコ押すのに一年かかるが、
500元払えば1日で出来る事も有りました。
それは大切な書類でしたし、
無いと工場動かなかったのでしょうがなく払いました。
要は金集めです。
普通にやっても1日で出来るって事です。
担当者いはく、「他の会社は皆お金払って一日で済ます方を選ぶよ」と言っていました。
じゃ最初から一日でやれよと思う所ですが、
それじゃお金にならないので彼らはやりません(笑)
すっごい足元見てふっかけて来ます。
不思議な国ですね中国。
長期滞在や駐在等で訪中される際は皆様お気を付けて。
海外で逮捕されると結構面倒ですよ…。
※今回は悪までも私の体験やビザ取得の方法を書きました。地域や政府担当者に寄って全く内容が異なるのが普通ですので、通常は人に寄ってビザの取得方法が様々です。十人十色です。決して私と同じ方法でビザを取得する事は出来ませんので、あくまでも参考程度にお願します。この方法でビザを取得出来るかどうかは保証できません。私も常に周りから情報を集めて総合的に間違いなさそうな方法で申請しています。勿論通らない事も有ります。

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