「いまを生きる」 を観ました。
邦題は↑なんですが、左の写真をご覧の通り、
本当は「DEAD POET SOCIETY」なんですよね。
私はこっち←のほうが好きだなぁ。
「死せる詩人の会」。
泣きました。
なんか、久しぶりに泣ける良い洋画を観た気がする。
新しい、といっても卒業生であるMr.Keating、
あんな先生いたら、すごく羨ましいです。
教師の中にも、“自分は他の教師とは違って、君達の事を心から考えてるんだ”オーラを
むんむんさせている人たちがたまにいるけど、
そういう教師に限って、くっさい説教なんかを始めちゃったりするんだよね。
その点、Mr.Keatingは、教師の理想像。憧れ。
でも、現実にはありえないし、映画の中でもそうだったけど、
あんなに個性の強い、自我の通った人間は、教師じゃなくても排斥されちゃうよね。
生徒も一人一人の表情が違っていて、すごく良かった。
だけど、もう少しそれぞれの事情を掘り下げて観せてもらいたかったな。
ToddやCharlieも、いろいろ悩みがありそうだったし。
どっかで、観たことある顔だなって思ってたんだよね。
調べてみたら、
今 FOXで毎週見てる「HOUSE」に出演してた!
そうか、そうか。
あの、ハウスといつも仲悪そうで、でもいつも一緒にいる奴か。
かっこよかったです。Neil。
でも、Neilの最期が、「カーペ・ディアム(いまを生きた)」
結果なのか?と思うと、え…って。
芝居が好きで、初めての舞台。大成功をおさめたのに、
認めてもらいたかった父親からは、何の理解も示してもらえなかった。
でも、だからって自ら命を絶つなんて、なんというか、もったいないよ。
父親に、もっと反抗すればよかったんだ。
自殺するほどの勇気を、もっと別の方向に向ければよかったんだ。
命さえあれば、自分の夢だってかなえることはできただろうに。
と、思いました。
あんなふうに、切羽詰ったことのない私だからこそ、言えるのかもね。
でも、Mr.keatingの言っていることは、
私の心に響いちゃったなぁ(照
順応することの危険性とか、たとえ人に馬鹿にされても自信を持って、
自分の道を進め。とか。
実行に移すのはとても勇気のいることだけど、
できないとしても、心のすみに置いておきたい言葉だった。
すごく、いい映画だった。
原作とかあるんだったら、読んでみたい。