皆さま、お久しぶりです。

約1年、ブログを書いていませんでした。いや、書けませんでした。

この一年、悶々としていました。

そうです、このブログで宣言していた昨年の富士チャレンジ200が惨敗に終わったのです。

自分でも何が敗因だったのか整理がつかず、しばらく、ロードバイクから離れてしまいました。

昨年、9月7日のレース当日までは、絶好調でした。

順調にトレーニングを重ね、


VO2Maxが最高値の54に達するは


富士チャレの前週末、8月31日には、
よみうりランドV通り坂で2分39秒の自己最高記録を出すは、で


胸を躍らせながら、9月7日、富士チャレンジ当日を迎えました。
天気は快晴、湿度も低く、2017年の時のような、うだるような暑さはありません。


GTローラーで入念にウォームアップし、体調も完璧。
完走を確信していました、この時はまだ。。。


試走の時も、余裕しゃくしゃく。


試走中にこんな写真も撮ってました。

で、レースがスタート。
両脚が攣りまくった2017年の反省を活かし、抑え気味で、一周8分半のペースで走ります。
元気なうちに少しずつ貯金して、200Km44周を走り切ろう、という作戦です。

日差しは強いですが、風が冷たく乾燥しているので、走っていても、全く辛くありません。
前回はダラダラ流れる汗との闘いでしたが、今年は汗が全くと言っていいくらい流れません。

2017年の時は3周目で右ふくらはぎがつってましたが、そんな兆しもなく、これはいけるなあ、とほくそ笑んでいました。

富士スピードウェイの名物、ホームストレート前の坂も、よみうりランドの坂に比べれば屁のかっぱ、抑え気味にしてもサクサク追い抜けてしまいます。

こうして、8周35キロほど、順調に周回を重ねました。が、9周目、ふと、ガーミンのサイコンを見るとタイムが1周9分にタイムが落ちてます。

「あれっ?」
パワーを落としているつもりはありませんが、遅くなっていたようです。
プランでは、もう少し周8分半を続けて貯金する筈だったので、すこしペースを上げます。

しかし、いったんペースを上げても、保ちません。
突然、パワーが出なくなりした。
そんなに疲れてもないのに、脚に力が入りません。

おかしいなと焦っていると、1周10分かかるようになってしまいました。

これはヤバい、休憩を入れようと、70キロで想定外のピットストップ。

ボトルの水を飲みながら、ピットロードに入った時、それまで殆ど水を飲んでいなかったことに気づきました。前回は前半でボトルをほぼ2本飲み切っていたのに!

ふと見やった黒のアームカバーは、汗の塩で真っ白です。
あれ、こんなに汗をかいてたんだと、驚きました。

ピットで慌ててグリコのハイポトニック飲料を流し込み、塩飴を舐めて、アンパンを食べて、コースに復帰しました。

でも、その後、タイムが9分台に戻ることはありませんでした。
90キロ時点では、ついに一周11分までおちてました。

なんとか100キロまではペダルを回し、その時点で、もう3時間45分。
どう足掻いても、ペースが上がらないことは自分が一番よく分かっています。

2017年に初めて参加した時は、何キロまで走れるか、というチャレンジもあり、モチベーションも保てましたが、

今回の目的は7時間内完走。

モチベーションがダダ落ちし、レースをリタイヤしました。


まだ人気の少ないピットに戻り、放心状態で、何がいけなかったのか考えていました。
が、答えは見つかりません。

SST(Sweet Spot Training)中心のトレーニングが間違いだったのか。
もっと、長距離を走るトレーニングや、筋力トレーニングを入れるべきだったのか。

それとも、脱水症状だったのか。

期待と自信が大きかっただけに、落胆も大きく、しばらくはロードバイクを見るのもイヤになってしまいました。

答えが見つからないまま時間が過ぎ、気づいたら冬になり、コロナの大騒ぎを迎えてました。

で、在宅勤務の日々となり、日増しに膨れるお腹を見てこれはイカン、と一念発起し、春からまたGTローラーでZwiftを再開しました。

マスクをしての実走も再開し、いやあ、楽しい、ロードバイクはやっぱり楽しい。

で、何が違うのか分かりませんが、去年は212W止まりだったFTPが今年はどんどん更新され、いまや227W!

この辺りは、次回以降で、また書いていきます。

もともとは、グロータック社のサポートライダーから始まった、初めてのローラー台。
GTローラー M1.1は持ち運び便利でレース先でも、が売りでしたが、狭い我が家では常設に便利なサイズ、色、静粛性が助かりました。
そして、ローラー台から始まったZwift、そしてパワーメーターの導入。
たった1台のローラー台の登場で、平日も隙間時間でZwiftのレースに出るような、これまで想像すらしてなかった新しいライフスタイルに変わりました。
仕事だけの平凡だった私の人生をカラフルにするきっかけを作って頂いたグロータック社、社長、社員の皆さまに改めて御礼申し上げます。頂いたチェーンオイルも最高でした。

また、長い駄文を最後までお読み頂いた皆さま、どうもありがとうございます。

これからも、時々、Zwiftレースや、ローラー台でのトレーニングなどを備忘録的に書いていきますので、またよかったら覗きに来て下さい。