私はただの介護福祉士・・・。
日常生活を送る上で様々な事情により生活を困難とし、尚且つ体の不自由な方のお世話をすることが仕事の介護士。
要介護者様の日常生活を円滑に送っていただくことが私たち介護士の仕事であります。
しかし施設を利用している方にとっては、私たちのしている仕事が厄介に思われていることもあります。
認知症によって自身のできる日常生活動作が理解できておらず、例えば歩くことに関してもふらふらしていていつ転んでもおかしくない状況を、介護士と手をつないで歩こうとすることですら
「私は一人で歩けるからかまわないでください!」
と叱咤されることもあります。
そんな態度を取られても私たちは常に笑顔で仕事をし、そうしたことに対して私たち自身が悪いことをしたという事で謝らなくてはなりません。
体の不自由な方の為に行っていることですら、こうして非難されることもあります。
尚且つ職場内での多職種からの理不尽な扱い。
それどころか同じ介護士同士で、その辛さを分かり合い助け合う立場のはずなのに業務などのことで非難されることもあります。
私も精神的に落ち込んでしまい、自傷行為に走ったこともあります。
そして近年学校でモンスターペアレントと言った人たちが出ていますが、介護の現場でもそうしたご家族様を見かけたことがあります。
私自身、介護の現場でのモンスターペアレントが近いうちに問題化すると思っています。
そうした状況を考えると、介護の仕事って一体何なんだろうって考えることがあります。
しかしそうした中でも、利用者様から感謝の言葉を言われることもあります。
私自身もそうした言葉をいただいたことがあり、とても励みになっています。
ここ数年、介護疲れや施設の介護士による犯罪がニュースに取り上げられています。
確かに暴行や虐待や殺人は誰が何と言おうと犯罪です。
しかし介護の現場ではこうした心の闇があるという事を知ってください。
自分自身の身と心を削って家族や障碍者の方のお世話をしているという事を知ってください。
でももう一度、力を込めて言います。
いかなる理由があっても、暴行や虐待や殺人は決して許されることのない犯罪です。
この世界にいる、ありとあらゆる考えを持っている沢山の介護士の一人としての私からの思いが、様々な悩みや思いを持った介護士さんや、家族を介護している方々に届きますように。
そのような方々の心を、少しでも癒せますように。
私にはそんな力はまだないかもしれないけど・・・・・。