フォー セットさんは末期がんの闘病中で、22日には長年交際を続けてきた俳優のライアン・オニールさんからの求婚を受け入れ、結婚することが明らかになったばかりだった。
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ファラ・フォー セットさん「がん闘病」放映
このところ、がんと闘うセレブ に関する悲しいニュースが国内外で多いが、かつて「元祖セクシー女優」として日本でも多くのファンを虜(とりこ)にした米国のファラ・フォー セットさん(62)が今、病床で最期の時を迎えようとしている。米NBCテレビは15日、フォー セットさんの長年の「パートナー」である俳優、ライアン・オニールさん(68)の協力で作製した、2年半にわたるがん闘病生活を追ったドキュメンタリー番組「Farrah’s Story(ファラの物語)」を放送することになり、13日にその一部が映画関係者などに公表された。
記事本文の続き 番組は90分で、オニールさんとフォー セットさんがホームビデオ用のカメラで撮影した日記形式の仕上げになっている。ナレーションもフォー セットさん自身が担当し、ロイター通信によると、番組の中で闘病生活初期のフォー セットさんは「私はがんで死にたくない。生き延びたい。神よ、奇跡を…」とコメント。ドイツ や米国 での治療や、見舞いに訪れたテレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル 」で共演した友人たちと過ごす様子なども描かれている。
フォー セットさんは2006年10月に直腸がん と診断され、腫瘍摘出手術を受けた。07年2月の60歳の誕生日には全快宣言をしたが、5月に再発が判明。9月には幹細胞治療を試すためオニールさんとドイツ に渡り、小康状態を保ったが、今年になって肝臓へのがん転移が発覚。米ロサンゼルスの病院で闘病中だ。
若いころプレイボーイで鳴らしたオニールさんは、1980年からフォー セットさんと同棲し、85年には未婚のままで息子ももうけた。97年に同棲解消後も友人関係を保ち、フォー セットさんの闘病生活も支えてきた。
13日に記者会見したオニールさんは「ファラは闘士だ。本当に強い。私はこの2年半ほど彼女を愛したことはない。ドイツの医師からは『“ある愛の詩(うた)”(白血病 で最愛の恋人を失うストーリー)は映画だけにしようといわれた。今はただ、1分1秒でも生き続けて欲しい」と語った。フォー セットさんは今、トレードマークだった髪も抜け落ち、意識もほとんどないという。
■ファラ・フォー セット 1947年2月、米テキサス州生まれ。76年から第1シリーズが始まった人気テレビドラマ「チャーリーズ・エンジェル 」に出演して大ブレイク。70、80年代を代表するセックスシンボルとなり、そのタテガミのようなヘアスタイルと健康的なファッションを真似たがる女性が、日本でもたくさん現れた。
■ライアン・オニール 1941年4月、米ロサンゼルス生まれ。64年、人気テレビドラマ「ペイトンプレイス物語」でデビューし、日本でもテーマ音楽と共に大ヒットした名作映画「ある愛の詩」(70年)が国際的出世作となる。70年代を代表する二枚目スターで、女優のテイタム・オニールさん(45)は最初の妻との娘。