今までの主な治療の経緯をまとめてみます。

2016年3月
乳がんステージ4と診断される。(骨に転移有り)
すぐに放射線治療開始をし、約一ヶ月で効果が出て、痛みが無くなる。
ホルモン剤(タモキシフェン)治療も始める
骨転移対策としてランマークという薬を一ヶ月に一回注射する

2016年11月
ホルモン剤(タモキシフェン)の効果が弱くなってきたため、違う種類のホルモン剤(レトロゾール)の服用を開始する。
ランマークは継続。
2017年10月までは同じ治療
特に自覚症状や目立った副作用はなかった。

2017年 10月
ホルモン剤をフェアストンに変更する。
原発腫瘍が見た目でわかるくらい増大したため切除手術をしようとする。
11月にその手術前検査をする。

2017年12月
手術前検査で肝臓への転移が見つかる。
年末に入院し、抗がん剤(EC療法)治療を始める。

2018年1月
年始に退院。抗がん剤の効果により、原発の腫瘍が明らかに小さくなる、肝臓腫瘍や骨転移は著変なし、ということでEC療法を延長し、合計6クールまで投与する。
副作用が強く、投与直後の一週間は倦怠感がひどくなる。
脱毛も始まり、ウィッグを使い始める。
原発の腫瘍は小さくなったが、患部より浸潤液が出始める。

2018年4月
次の抗がん剤のアブラキサン(タキソール)の投与を開始する。
副作用の脱毛もあり、投与後の1週間はお腹の痛みや全身の関節痛などに悩まされる。

2018年7月
抗がん剤の効果があまりなく、別の種類のホルモン剤(イブランスとリュープリン・フェソロデックス)の投与を始める。ランマークも継続中。
この頃から左胸の幹部は見た目もかなり増大していた。
腹部の右側の痛みも出てくるが、原因はよくわからなかった。

2018年8月
左胸やお腹など、身体の痛みで耐えられなくなり、痛み止めのトラマールでも収まらず、
麻薬系のオキノームとフェントステープを処方される。
それでも辛いため、受診して検査を実施。
肝臓腫瘍が増大しているため、イブランスより別の抗がん剤(ハラヴェン)を投与するため16日に入院。
結局ハラヴェンの投与は1クールのみしかやらなかった。
痛み止めは麻薬系のオプソ(モルヒネ)を処方される。
その後、18日に退院するも、身体が痛い、吐き気が強いため、夜も眠れないくらいになり、21日に再度入院。
この頃から食べ物はほとんど食べられなくなってきた。
入院してからは点滴をしながら、食べられるものだけ食べるという生活。
主治医からはこれ以上の治療が難しいため、最期の迎え方の相談などをするよう、勧められる。

2018年9月

4日に退院する。
両親の自宅へ移動。
症状は改善することがなく、6日には本人から眠らせてほしい、と言われる。
この頃から黄疸の症状も出てきていた。
8日に意識レベルを落とす薬(ドルミカム)を投与する。
13日に呼吸が止まり、死亡診断がされる。

大体こんなところです。

約2年半の闘病生活となりましたが、
やはり肝臓転移が判明してから亡くなるまでは本当に早かった、という印象です。

長くなってしまったので続きは改めます。