2023年9月1日。

忘れもしない膀胱癌宣告。


それまでに毎年の健康診断で血尿で引っかかっていたけど、町医者で再検査を受けたら腎結石の影響で血尿が出ると診断され、単純な私はそこから2.3年間は血尿で引っかかっても石の影響だとあぐらをかいて、再検査を受けず放置してました。 


2023年8月のお盆休みに突然真っ赤な血尿が出て、焦って泌尿器科を診察。

その場で『これは膀胱癌だね』とボソッと年配の医師。

とにかく早急に対応した方が良いから、と次々とCTやら MRIやらの予約と大きな病院へ行ってほしいとそちらの予約手配。

頭の中は『⁇』『今なんて言った⁇』『この私が癌?』

時間が止まった感覚でした。


その後少しずつ『癌』という言葉の重みが来て、車に戻ってから急に不安になり涙が溢れました。

帰宅後、心配した旦那に玄関で打ち明けると顔色がサーッと変わるのが分かった。

リビングには子供達が居る。とにかく何も無かったように過ごさないと…という思いで主人にも普通にしててね!と念を押して1日過ごしたのを今でも鮮明に覚えています。

翌日には娘が大学先へ戻るので、ここは笑顔でいつも通りに過ごそうと必死でした。

その日は頭の中がずーっとなんで私が?や、これからどうしたら良いの?とぐるぐる🌀エンドレス。

でもなぜか私の中には『絶対に負けない!』という気持ちがありました。


アナログな私はこの日から日記を書くことを始め、その時の気持ちや色々な思いを綴るようになりました。

毎日書くことはできませんが、何か感じた時に筆を取りその時その時の思いを綴っていたので、それを振り返りながら現在までの日々をこのブログに書き留めて行きたいと思います。