遂に決着!曰く付きの一戦!!!

村田選手の作戦は事前に語った通り、ガードを上げ、前に出てプレッシャーをかけていく基本方針でした。
対するエンダム選手は、足を止めて打ち合い、クロスレンジはクリンチで凌ぐ戦法。ガードも前回より高く、パンチも無理に遠くから当てず、コンパクトにコンビネーションをまとめるスタイルになっていました。

パンチを交換していく中、徐々に村田選手の右ストレート、左右ボディが的確にヒットし始めます。この2つが当たることによりエンダム選手のガードが下がり、村田選手は右フックもヒットさせることが出来るようになっていきます。
6Rで遂に村田選手の右ストレートがエンダム選手の顎正面を捉えます。エンダム選手は思わず腰が落ちるも後ろに下がってダウンは免れました。
右ストレート、左ボディ、後半ジャブも効果的に当てて優勢に運んだ7R終了後、エンダム選手の棄権申し出があり、村田選手が新チャンピオンとなりました。

村田諒太選手、おめでとうございます!!!

村田選手は特に右ストレートが強力な選手です。正面から見てみないと判断が難しいですが、予備動作の捉えづらさが肝だと思います。グラブは動かず、肘だけが上がって発射準備OK、直後にズドン!相手にとってはこんな感覚だと思います。
さらにクリンチに来る瞬間や離れ際の打ち下ろしの右も効果的でした。
この武器が、将来の強敵(マイクパフォーマンスでほのめかしていましたが、ゲンナジー・ゴロフキン選手?)にも通用することを願います!

エンダム選手ですが、正直モチベーション作りが大変な戦いだったと思われます。疑惑の勝利と言われるし、ダウンを奪われた相手との再戦だし、しかも前回の試合の後物凄く爽やかに交流を交わした相手…
計量をパスしただけでもあっぱれかも知れません。王者なのに棄権とは勿体無い気もしますが、実際にトラブルが発生したかも知れませんし、今回の作戦が思うように通じず疲弊したのかもしれません。
彼もまた今回の立役者。全力を出し合ったと信じて、両選手を讃えたいです(`・ω・´)



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