肺炎をやらかして、妻の実家に引っ込んでおります。丁度RIZIN放送日以来今に至るまでです。なので、家で録画したRIZINの映像をチェックしながら、一挙手一投足を追うことが出来ません。どのみち既に即時的な価値が無くなっているので、超適当に感想を言います！！！
那須川天心 vs 藤田大和
ボクシングアマチュア五冠でありながら、バックボーンは極真で、この日に備えてアマチュアMMA戦もこなしてきた藤田選手。いきなり蹴りを放ってきたり、グラウンドでは主導権を握ったり、立派なMMAファイターです。得意のパンチのキレも抜群！
対する天心選手。パンチで真っ向勝負！アマ五冠の右ストレートのタイミングを掴み、ヘッドスリップからの左の返しが速い！キックボクシングであれば確実にテンカウントに入るカウンターを決めてみせました。少なくとも国内最高のパンチテクニックがあることが客観的に証明されたシーンだと思います。
ただグラウンドで上になられると、とりあえずディフェンシブに凌ぐ方針のようですね。最後こそタイムアップが迫ったからマウントさえ跳ね返すほどの気合いを見せましたが。
その他天心選手のジャンピングフットスタンプなど筆舌に尽くし難い熱戦でした。ベストバウトに間違いありません。
この熱戦を見て率直に思ったことは…
もう武尊 vs 天心待望論いらんわ！！！
武尊 vs 天心が実現するとして、まず間違い無くキックボクシングルールです。今回の試合よりもテクニカルでディフェンシブな試合になるでしょう。それは玄人にとっては喜ばしいことでしょう。
今回の天心選手 vs 藤田選手は、互いに本職がキックボクサー、ボクサーにも関わらず、ルールはMMA。天心選手はRIZINでMMAキャリアを積み、藤田選手は元々が極真、MMAもアマチュアでキャリアを積んできました。
得意技をぶつけるのか？意外性を初めに見せるのか？相手の土俵に乗るのか？徹底的に得意技で突き放すのか？
この何が飛び出すのかわからないワクワク感は、武尊 vs 天心では出ません。
天心選手は、藤田選手とレベルの高い試合が出来て、ますますネームバリューを上げて、より有力な選手との試合の機会を得るでしょう。天心選手としてはとっくに武尊選手と試合をする価値を見出していないかもしれません。既にネームバリューも逆転していることかと思います。
○那須川天心（判定３―０）藤田大和●
RENA vs アンディ・ウィン
この試合はRENA選手が順当に強さを見せつけましたね。本当に打撃を的確に、強く当てるのが上手な選手です。ラッシュ時に、体を突っ込んでしまい過ぎずに適切な空間を確保して、しっかりとボディブローを振り抜く。これが威力の秘訣だと思います。
次戦はアイリーン・リベラ選手ですが、打撃力は間違い無くRENA選手が上だと思います。しかし、山本美憂選手を苦しめた下からのサブミッションは要警戒です。
私の印象ですが、RENA選手がガードポジションの上になっているシーンをあまり見たことが無いので、そこからのアイデアが楽しみな試合です。
いっそミルコ選手のように、寝技に引き込まれても突き放して、相手に立ち上がらせるのを要求するスタイルの方が勝率が上がる気がします（笑）
○ＲＥＮＡ（１回 ＴＫＯ）アンディ・ウィン●
RIZIN、次回開催が楽しみです！！！
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