減損会計の「減損損失」って言ったら、

 

2016年に東芝が、

米原発企業のウエスチングハウスの

「のれん7,125億円」を減損処理することになって、

一時的に債務超過に陥った、あの事例などですよね目

 


「割引前将来キャッシュ・フロー総額の見積値って、

実務で実際に算定するのって、ものすごく大変なことなのでは・・・」

などと思いました滝汗

 

試験では数字が与えられるから、ありがたい。

 

 

ひらめき電球ポイントは、

減損損失を認識するかどうかを判定する際の、

「割引前将来キャッシュ・フローの総額」の計算と、

「共用資産」もしくは「のれん」がある場合の

減損損失の配分方法などかなぁ。はてなマーク


 

私なりに自分の頭の中を整理するために、まとめてみたのですが、

ちょっと長くなってしまいました滝汗あせる

 

 



 

減損会計の勉強の流れ鉛筆

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本日商簿記1級講座で、全体的に学ぶ
減損会計の概要

減損会計とは、

資産の収益性の低下により、投資額の回収が見込めない状態となった場合に、

帳簿価格を減額する会計処理のことである。


資産のグルーピング

他の資産または資産グループのキャッシュ・フローから、

概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す

「最小の単位」について、減損を検討する。

(※「遊休資産」で重要なものは、それだけで最小の単位とする。)


減損の兆候

適用指針における減損の兆候の例事

①営業活動から生ずる損益、またはキャッシュ・フロー

継続してマイナスか、継続してマイナスとなる見込みである。

(継続してマイナスとは、当期を含めて実質的に3期連続の場合を指す!)

②使用範囲または方法について回収可能価額を著しく低下させる変化がある。

(事業の廃止や再編、著しく早い処分、予定と異なる用途への変更、遊休状態など)

③経営環境が著しく悪化している。

④市場価格が著しく下落している。

(簿価の概ね50%以上の下落)


減損損失を認識するかどうかの判定

「帳簿価額 > 割引前将来キャッシュ・フローの総額」

この場合に減損損失を計上する。

(割引前将来キャッシュ・フローの見積方法は、経済的残存使用年数が20年以内か、20年超過で異なり、

20年超の場合、20年経過時点での将来C・Fの現在価値の計算が必要になる

(20年先の見積りなんて不確実性が高すぎだから、せめて現在価値に割引なさい!てことですかね指差し

 

減損損失の測定と計上

「帳簿価額ー回収可能価額=減損損失」

(この時の回収可能価額は、

正味売却価額と使用価値(将来C・Fの現在価値)のいずれか高い方の金額)

※将来C・Fを全て現在価値に割引くことに注意。

 

「減損損失」は「特別損失」の区分に計上する。

減損損失の戻し入れは行わない!(国際会計基準とは異なる)

 

共用資産」・「のれん」がある場合の減損手続き

原則:「共用資産 or のれん」を加えたより大きな単位で減損処理を行う方法

①減損の兆候・減損損失の認識の判定・測定と計上

先に「共用資産 or のれん」を含まない資産又は資産グループごとに行い、

次に「共用資産 or のれん」を含む大きな単位について行う

②減損損失の配分

「共用資産」

原則:「共用資産」に配分

↓ただし、共用資産の帳簿価額と正味売却価額の差額を超過することが明らかな場合は

容認:各資産または資産グループに合理的な基準により配分する。

「のれん」

原則:「のれん」に配分

↓ただし、のれんの帳簿価額正味売却価額がないので、簿価ゼロまで)を超過する場合には

容認:各資産または資産グループに合理的な基準により配分する。

 

容認:「共用資産又はのれん」の帳簿価額を各資産又は資産グループに配分する方法

①「共用資産 or のれん」の帳簿価額を合理的な基準により各資産または資産グループに配分

②「各資産または資産グループ」の減損の兆候・減損損失の認識の判定・測定と計上

③減損損失の配分

「共用資産」

帳簿価額に基づく比例配分などの合理的な方法で、

共用資産の配分額を含む「資産グループの各構成資産」に配分

「のれん」

「のれん」に優先的に配分し、残額は

帳簿価額に基づく比例配分などの合理的な方法により、

共用資産の配分額を含む「資産グループの各構成資産」に配分

 

 



本公認会計士講座では、1級の復習と、
①「減損損失の測定」の追加論点の理解を深める


※特に「将来キャッシュ・フローが見積値から乖離するリクスを加味する」ことに注意する。

・「割引率」に乖離リスクを反映させる場合は、

右矢印「乖離リスクを反映していない将来C・F✖️乖離リスクを反映した割引率」

で使用価値を算定する。

・「将来キャッシュ・フロー」に乖離リスクを反映させる場合は、

右矢印「乖離リスクを反映した将来C・F✖️無リスクの割引率」

で使用価値を算定する。

どちらの方法で計算しても、同じ結果になる。

 

[言葉の意味]

「乖離(かいり)」→本来なら近くにあるべきものが、不本意にもかけ離れている

 


 

んー、

やたらと難しそうな言葉が出てくるし、

ちょこっとっと疲れましたがスッキリしました。ウインク

問題もだいぶ解けるようになったので、嬉しいニコニコ

まだまだ頑張るぞっとメラメラ