昨日の続きです。お待たせしました。

頑張ろうと思ったきっかけ(前編)

シゲル先生が撮ったレントゲンを見せてくれた。

以前治療した冠の下に白いモヤが見える。

詳細は忘れたので割愛するが、依然通っていた歯医者さんはあまり根幹治療が得意でなく冠の下にしっかりと神経が残っていた。その数7本。

神経が7本ではなく、再治療の歯が7本なのだ。後で調べたら、感染根幹治療というらしい。

虫歯になってしまった歯が神経にも達しているために、神経も取ったほうが良いと

診断され神経が取られる。歯の中に空洞が出来るので、薬を詰め、交換して、最後は薬じゃなくなにかを入れ、銀歯を被せるのだ。

 

ここの歯医者さんのさいとが見やすかった。(通院している病院ではない。)

 

http://www.orange-dental.jp/smart/root.html

 

初心者の私にも理解できるよう、丁寧に今の状況と再治療の大切さを1時間近くかけて話してくれた。後にも先にも、こんなに丁寧に治療説明をしてくれた先生は初めてだ。

 

先生の穏やかさ、丁寧さ、また何よりも「今の段階で来てくれて良かったです!」と笑顔で言ってくれる前向きさに心を打たれ、先生に治療をしてほしい旨を伝えた

たまたま次の患者さんがキャンセルになったとのことで、急遽、今痛みがでている歯の治療が行われることになった。

感染根幹治療では、普通なら痛みが出ないそうだが、痛みが強く3回麻酔をかけてもらい1時間の治療を終えた。

治療中、何度か歯の写真を撮り、見せてもらえた。気持ち悪かった。

 

前の歯科医の先生は、開けてはいけないところに穴を開けていたそうだ。

私の歯ぎしりも相まって、冠の中で歯にヒビが入り、砕けてしまっていた。

冠の下で菌が繁殖し、歯の中はぐちゃぐちゃになっていた。(ぐちゃぐちゃだ、と言ったのは先生で私は見てもわからなかった。)

 

トドがソファーに身を沈めながら、口を開け汚い歯を見せているにも関わらず、神経を使って神経を取ってくれる先生と、その助手を勤めてくれる歯科衛生士さんにハッとするものがあった。

 

(もともとあまり丈夫なほうではなく、食物アレルギーに始まり、いろんなアレルギー持ちだ。1度過労で入院してからは、めっぽう疲れやすくなった。

ここ10年間特に不調続きだったが、もしかして前の歯科医院に通っていた13年間の歯の治療から来ているんじゃないかと、今ブログを書いていて気付いた。)

この日支払った金額は約5000円。3割保険適用なので、全額実費だったら約16,660円の支払い。

2時間歯科医としての技術を使って、16,660円。

他にも何か補助とか国からあるかも知れないが、わからないので割愛する。

 

16,660円で(支払ったのは内約5000円)専門家から歯の再治療の提案と、治療をしてもらえて、痛いのも取り除いてもらえた。自分には出来ないことをやってもらえることはとても有り難いことだ。

あの数日間の痛みと、10年間の不調が取り払われるかもしれなという希望が降り注いでいる。

しかし、それもこれも「お金」というツールを持ち、病院に行って治療することが出来たからだ。お金に縛られるのではなく、お金をどこに使うのか。なにに使うのか。あると便利なのがお金だということをハッキリと理解し、お金を稼ぎたいと初めて思えた日になった。

 

この日、この2時間の治療の中で、私はこの数年間求めていた答えを受け取れたような気がする。

この答えを受け取れるきっかけになった歯痛に感謝し、再治療になってしまったけど一生懸命に治療してくれた前の歯科医の先生に心からお礼を伝えたい。

 

半年間の歯医者さん通いの火蓋が切り落とされたので、スケジュール的にも資金的にも頑張りたいと思う。

頑張りたいのに、まったく頑張れない。

頑張らなくても、出来れば良いんだろうけど行動に移せない。

ほんの数日前まで、数年間そんな調子で過ごしていました。

鬱かと思ったけど、それも違う。

数年に1度ある不調期かと思ったけど、たぶん違う。と思う。

 

でも頑張らないと、毎月の支払いが賄えない。

焦りながら毎日過ごしていたけど、ふと歯の調子が悪くなる。

最初は歯茎だけだったが、少しの水でもしみるようになってしまい困った。

 

お盆中、なんと歯医者さんは休みだった!

 

そういえば、昔はお盆前に母が仕事の合間をぬって病院に連れて行ってくれたこと思い出したが、後の祭りだ。

 

歯が痛い。痛み止めを飲み、仕事をして気を紛らわす。趣味がないのだ。お盆中は仕事以外やることがない。

ぐうたら仕事してお盆明けすぐに、歯医者さんに電話をする。

いつもの歯医者さんではなく、違う歯医者に電話をした。

お盆明けにも患者は集中すると言っていたのを思い出しながら、緊張しつつ電話をすると固い声の女性が事務的に応対してくれた。

接客的にはどうかと思うが(人見知りを克服しようと、学生の時に飲食店でバイトしていた)、歯が痛いので、極力話さなくていいのは助かった。

 

偶然空きが合ったため、昼前に予約が取れた。

予約時間少し前に来院し、真新しい院内に緊張しつつ、問診票に記入をした。

 

少し待つと名前を呼ばれ、ノコノコと向かうとカウンセリングルームだった。

 

親切そうな女性が入ってきたので、女医さんかと思ったが歯科衛生士さんだった。

丁寧に症状を書き留め、アレルギーやその他不安に思ってることなど聞き取りしてくれた。この話を先生に伝えるのか。

なるほど、実に合理的だ。店でも導入したいと思ったが、あいにく従業員は私だけだ。

若い女性が好みそうなお洒落なテーブルに鎮座ましましているのは、憧れのアップル社のパソコンじゃないか!

パソコンに気を取られながら、しどろもどろに答え歯科衛生士さんが「少々お待ち下さい」と言い離席する。

じっくりとパソコンを眺めていると、男性がはいってきた。

シュッとしていて、このくらいトーストしたら苦いんだろうなぁと思うくらい日焼けした非常にさわやかな医師だった。もうちょっとで松崎シゲルだ。

わかりやすいからシゲル先生と呼ぶ。

シゲル先生は聞き上手で、話しやすい雰囲気を作ってくれるので本当に助かった。

「知覚過敏というのを聞いたことあると思いますが、その可能性もありますね^^」と仰る。

 

知覚過敏!!?

 

この私が知覚過敏。生涯縁のないことだと思っていたが・・・。(何の根拠もないが)

そうか、知覚過敏というのはこんなにも痛いのか。そりゃあ、知覚過敏用の歯磨き粉が売れるはずだ。この痛みとおさらば出来るのなら、買うだろう。歯磨きと、歯磨き粉で完全武装だ。

そんなことを考えていたら、レントゲンを撮ることになった。

重いベストを前後逆に着そうになりつつも、なんとか撮り終える。

ちなみに、レントゲン被爆をおそれる人もいるが、私はこの痛みから解放されるのならレントゲンでもCTでも平気の平助だ。ただし、MRIは断る。

ここで帰っても良いかと、思わず聞きそうになるくらい疲れた。

 

完全個室の診察室に案内されて、いそいそカバンを置き、メガネとマスクを置く。

ホテルのソファーのようなクッション性の高い診察台に身を沈め、これからの処遇に身を震わせる。

 

ガラッと診察室が開いたので、思わず見ると歯科衛生士さんだった。

ひとりで気まずく思っていると、シゲル先生がやってきた。

最後の審判だ。知覚過敏か否か、シゲル先生の一言で、今後の処遇が決まるのだ。

「歯ぎしりがあるとのことなので、その可能性が高いと伝えましたが、違いますね。コレを見て下さい。」

あっさりとシゲル先生は知覚過敏を否定し、さっき撮ったレントゲンを見せてくれた。

 

読んでくれてありがとうございます。長いのでいったん切ります。明日に続きます。

いろいろドン詰まりの日々を送ってきたけど、もうここらで一発逆転したい!

幸せになっていくであろう過程を書いていこうと思います。

 

とりあえず、治療中の歯が痛い。