久し振りに企業年金に関する話題です。
老後に向けてますます自助努力の必要性が高まり、
それを後押ししてくれる改正です。
税制優遇もあり、使わない手はないでしょう。
①拠出限度額の引き上げ
掛金の限度額が自営業の方(第一号被保険者)は、
上限が月額68,000円から75,000円に引き上げられます。
会社員・公務員の方(第二号被保険者)は上限が62,000円に引き上げられます。
なお、企業型DC・DB等の企業年金がある会社員または公務員の方の場合、
iDeCoの掛金上限は月額20,000円ですが、
法改正後は企業年金(共済掛金相当額を含む)とiDeCoを合算して月額62,000円以内まで、
拠出ができるようになります。
②加入可能年齢の引き上げ
加入できる年齢の上限が、65歳から70歳に引き上げられます。
また、iDeCoに加入できる60歳以上の方の条件にも、一部変更があります。
60歳以上でiDeCoに加入するためには、国民年金被保険者で、
かつ老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給していないという要件があります。
法改正後は国民年金被保険者以外の方でも、
60歳までにiDeCoを始めている方もしくは、
企業年金からiDeCoへ資産を移換される60歳以上70歳未満の方なら、
iDeCoに入れるようになります。
また経過措置として、施行日から3年以内なら、
上記に該当しない60歳以上70歳未満の方も、iDeCoへの加入が可能です。