みなさん、明けましておめでとうございます。

今年は戦後70年を迎える年でもあるため、
年末年始には日本の近現代史を振り返るテレビ番組が多かったように思います。

高度成長期のサラリーマンの働きっぷりを写した映像は
特に印象深いものがありました。

ノルマ達成のために(?)毎朝ビルの屋上でラジオ体操したり、
いまよりも年間300時間も多く残業していたり、
とにかくモーレツに働いていた様子が映像からうかがえました。


一方、今年の箱根駅伝。
青山学院の圧倒的な勝利、すごかったですね。

往路も復路も、インタビューされた学生の多くが
「楽しくて仕方がなかった」
と答えていました。

それを見て、いや~時代が変わったなとしみじみ思いました。


高度経済成長期の日本人と、箱根駅伝を比べるのは極端すぎるかもしれませんが、
歯を食いしばってなりふりかまわずモーレツに走る、というスタイルから
なにごとも楽しんでやる、という方向に世の中進んでいるように感じました。

おそらく青学の学生さん達はそんなことは意識せずインタビューに答えていたでしょう。

でも彼らの走りっぷりと受け答えから、
彼らの世代は新しい価値観を生み出してくれるのではないか
という可能性を感じました。

なぜなら、彼らは日々の苦しいトレーニングの積み重ねの先に
楽しく、うれしく、すてきな結果があるということを体感し、
また多くの視聴者にも見せてくれたからです。

モーレツだけでなく、
さらりさらりと楽な道を探して何かをやり過ごすのでもなく、
努力と幸福感が同居できる生き方。

「これが新しい働き方、ワーキングスタイルだ」と
世界に示すものを作り出せるのは、意外と日本人かもしれません。


そんな希望を若い人だけに押し付けるのではなく、
自分も精進せねばと思う年明けなのでした。


今年もどうぞお付き合いよろしくお願いいたします!


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